唐津城の近くにある国指定 重要文化財「旧高取邸」までぶらぶら歩いていきました。
江戸時代から昭和の始めにかけての炭鉱主・高取伊好(これよし)の邸宅を保存しています。
入館料は、@ 520円
2300坪の広大な敷地に、大きな2棟の建物が建っています。
主屋 居室棟
主屋 大広間棟
中は撮影禁止だったので、外観のみです。
玄関横には上げ下げ窓が印象的な洋館があり、中もアール・ヌーヴォー調のシャンデリアが下がり、 暖炉もありました。
大玄関
身分の高い方を迎えるためだけに使われたそうです。
座敷に仕組まれた能舞台が現存するのは、極めて稀な例です。
畳を敷いて、次の間と合わせて約30畳の大広間としても使用されていたそうです。
老松の杉戸絵はダナミックでみごとでした。
杉戸絵は他にもたくさんあり、保存状態もよく、見応えがありました。
(家の中は撮影禁止なので写真はお借りしました)
手入れが行き届き、炭鉱主の往時の華やかさが窺われました。
和風建築でありながら、洋間を持つ当時の流行の建築様式も興味深かったです。
ありがとうございました。