日本料理 九岳 / 徳島・南新町 | Naoの五線譜

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ギターとドラムが趣味です
年に数回、海外旅行や国内旅行に出かけていましたが、現在はマイクロツーリズムが主流です
料理の監修は奥さんにお願いしています

昨年7月にオープンした日本料理「九岳」

 

開店時の新聞折込みチラシを見て行きたいと思っていましたが、ようやく実現しました。

 

妹の退職のお祝いにと、夫婦で招待しました。

 

白木のカウンターが清々しい店内

 

4人までの個室が1室あり、そちらを予約しました。

 

ランチは5280円の季節のコースのみで、要予約です。

 

先付け

あしらいの裏白がお正月らしい演出ですね。

 

ホタテと赤貝の土佐酢ジュレかけ

 

帆立貝柱、赤貝、蕪、スナップえんどうをダイス切りにしたものに、土佐酢ジュレをかけ芽紫蘇を添えてあります。

金箔がお正月らしい器に美しく盛られており、豪華でおめでたい気分になります。

 

八寸

 

たたき牛蒡、酢蓮、数の子の松前漬け、蕗の青煮、金柑の蜜煮、子持ち鮎の山椒煮、市田柿とバター、黒豆

どれも丁寧に調理されていて、家庭で作るおせちとは別格の美味しさです。

また取り合わせがよく考えられていて、盛り付けも箸をつけるのが躊躇われる美しさでした。

 

紅白なます、ナマコの三杯酢

コリコリとしたナマコの歯触りが美味しく、添えられた梅の枝が初春を運んできているようでした。

 

吸物

 

海老芋の白味噌仕立て

 

胡麻油で揚げた海老芋が香ばしくて、コクのあり、白味噌のまったりとした味によくあって、素晴らしい味でした。

さっぱりとした緑の菜の花、京にんじんの鮮やかな紅。

天盛りの柚子と、こちらもお正月らしい一品でした。

 

造り

 

スマガツオの造り

名前にはカツオと付いていますが、カツオとは別物でマグロ族スマ属でクロマグロの近縁種です。

皮めを炙って香ばしさをだしたスマに、酢橘を絞り、生わさびと刺身醤油かピンクソルトでいただきます。

もっちりとした癖のない上品な味で、特に塩で食べるとその美味しさが引き立ちました。

 

蒸し物

 

百合根饅頭 鼈甲餡

中にマグロのそぼろをつつみこんだ百合根饅頭に鼈甲餡をかけ、菜の花を重ねて白髪葱を天盛りにしてあります。

なめらかで上品な饅頭に出汁の香りの良い鼈甲餡、爽やかな風味を添える菜の花と葱と、味もバランスもとてもよかったです。

 

焼き物

 

ブリの焼き物

ふっくらと照り焼きにされた鰤に、茗荷と蕪の甘酢漬と炒り銀杏が添えてあります。

 

釜炊きのごはんが炊き上がりました。

 

アジの炊き込みご飯です。

 

ご飯、赤だし、香の物

 

香ばしいお焦げが美味しくて、散らした浅葱の香りもよかったです。

 

豆腐と和布の赤だし

 

甘味

 

作りたてのお餅の入ったぜんざいには、苺が添えられて春らしい装いです。

甘さ控えめなので、私も完食でした。

 

食後のコーヒー

コーヒーカップはエルメスのガダルキヴィール

使われている器はどれも美しく、素晴らしいものばかりで、目でも楽しませていただきました。

若くてイケメンのご亭主が手間をかけて調理された素晴らしい料理を、ゆっくりと楽しんだランチでした。

妹夫婦にも美味しいと喜んでもらえて、こちらを選んでよかったと嬉しかったです。

とても美味しかったです。

ごちそうさまでした。

私たちが見えなくなるまでご亭主が見送ってくださり、最後まで心のこもったおもてなしでした。

ありがとうございました。

 

 

 

なお、前日までに予約が必要です。

ランチは9品5280円、ディナーは10品で10780円です。

 

住所   徳島市南内町1丁目19-1 メゾン内町101

電話   090-5055-3998

 

 

 

 ↓ その後、ディナーに行きました。

 

 

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