海がきこえる / 氷室冴子 | Naoの五線譜

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故 氷室冴子さんの「海がきこえる」が、新装の文庫本で発売されたので買って読みました。

原作は1990年から1992年まで「月刊アニメージュ」で連載され、単行本と文庫本が出版されたそうです。

1993年にはスタジオジブリがテレビアニメで放送したり、続編の実写版がテレビ放映されたそうですが、私は全く知りませんでした。

ジブリ映画は全部見ていたのですが…

 

高校3年の時に、東京から高知に転校してきた武藤里伽子と。地元の杜崎拓との紆余曲折のラブストーリー。

 

新川帆立さんが新聞の書評で推薦していました。

 

杜崎拓

高校3年から大学1年までのストーリーです。

 

武藤里伽子

登場する男子は好ましいのですが、女子がみんなジコチューの嫌な奴ばかりで…

イラストは近藤勝也さん

 

でも読後感は良かったです。

爽やかな青春小説で、とても面白かったです。

ケータイもない30年以上も前の作品ですが、少しも古さを感じませんでした。

続編の「海がきこえる2 アイがあるから」は図書館にありましたので、早速借りて読みました。
 
ジコチューが治ったかなと思っていましたが、全然でした。
恐いもの見たさで一気読みしたという感じです。
個人的には、1巻目の方が面白かったかな…
 
まだまだ続きそうな展開でしたが、氷室さんが2008年に永眠されたので、続編がないのが残念ですね。
ありがとうございました。