「阿波おどり会館」の阿波踊り公演を初めて見ました。
阿波踊り期間以外でも徳島に来られた方に阿波踊りを観ていただくのが目的の公演なので、今まで来たことがなかったです。
県外の友人を案内した奥さんは二度目です。
ここは昔から眉山ロープウェイの発着駅でもあり、会館は昔は確か博物館だったと思います。
今回は「とくしま割」でいただいた鑑賞券で。
通常は一人800円です。
「阿波おどりミュージアム」もありますが別料金 (300円)です。
現在は、昼の公演の3回のみで、コロナ以降は有名連が出演する夜の公演は中止しています。
公演回数などは随時変更しているようなので、行かれる際にはご確認くださいね。
まず、阿波踊りの変遷を会館専属連が見せてくれます。
最初は江戸時代に盆踊りから発生したゆっくりとした踊り。
明治、大正と時代を経るごとに、自由でユニークなものへと変わっていき、
戦後からは賑やかな踊りに変わっていきます。
そして今の踊りは、かなりテンポアップされています。
エレキの王様・寺内タケシさんがプレゼントしてくれた曲「吉野川」の踊り
吉野川上流の大歩危・小歩危から中流へ、そして広大な下流へ流れ込む吉野川を表しています。
最近は女性の男踊りがとても多くなりましたが、私はオーソドックスな方が好きです。
鳴り物の解説が入ります。
三味線 笛
鉦(かね) 締太鼓 大太鼓
観客に阿波踊りのレッスン
以前はステージに上がって一緒に踊っていましたが、今はコロナ対策のため、横に進んで戻ってくるだけでしたが、楽しかったです。
男踊りの基本
「手を挙げて、脚を運べば阿波踊り」
右手と右足を一緒に前に出し、次に左手と左足を一緒に出して前に進みます。
手の高さは右と左を変えます。
ゆっくりとした踊りやスピード感のある踊りなど、さまざまなパターンが展開され、40分のステージを楽しみました。
徳島駅から南に歩いて10分ほどの便利なところにあるので、徳島に来られた際には是非どうぞ!
コロナ前は、最後に観客も舞台に上がって踊っていたそうです。(写真はパンフレットより)
優秀者には記念品も贈っていたようです。
早くこんな日が戻ってきますように!
よくできたステージだと思いました。
ありがとうございました。
さて今日からの4日間、3年ぶりの阿波踊りが始まります。
コロナ前は踊り手10万人、観客130万人だったそうです。
今回は従来の半分以下の規模ですが、無事に開催されることを祈ってます。
蛇足
私も徳島出身なので、徳島以外の土地での宴席では「阿波踊りを踊れ !」と言われることが今も昔も多いです。
自己流ですが、意外と受けているようなので、頼まれると踊ってしまいます。 😅
なお、一緒に踊っていただいてる芸妓さんは、「ブラタモリ」にも出演された祇園の豆六さんです。
↓ 祇園に行った時の様子はコチラ