2015年の原田マハ作品「生きるぼくら」を読みました。
24才の引きこもり男子が、一念発起して蓼科の認知症のばあちゃんの田んぼを始める話です。
その田んぼは何にも手を加えない「自然の田んぼ」で、稲の生育にとても手間がかかります。
米作りを通じて再生していく家族。
ハートウォーミングなストーリーで最後まで一気に読めました。
今回は絵画がテーマではないのですが、マハさんらしく1枚の絵は登場します。
東山魁夷「緑響く」です。(長野県信濃美術館・東山魁夷館所蔵)
森林と湖に白馬が…
この八ヶ岳の「御射鹿池(みしゃかいけ)」を描いたそうです。
とても素敵な所ですね。