白浜の2泊目は、優れた建築作品と設計者に贈られる「村野藤吾賞」を1993年に受賞した「ホテル川久」にしました。
中世の城のような外観は
その存在感に圧倒されます。
いただいた絵葉書
世界中の城を融合させた夢の城は、1989年に建設され、総工費は何と400億円 !
細部まで本物にこだわった建築で、
高い尖塔の上には、彫刻家バリー・フラナガン作のブロンズのうさぎが青空に向かって飛んでいます。
エントランス
目を引くのは、屋根の瑠璃瓦。
北京の「紫禁城」の瓦を焼き続けてきた瑠璃青磚廠が手がけ、47万枚も使われています。
門内に入りると、スタッフに出迎えられ、荷物を預けて、ロビーに案内されます。
中に入ると、
エントランスホールの豪華な金箔天井に目を奪われます。
フランスの人間国宝に認定された世界一の金箔職人「ロベール・ゴアール」が手掛けた1200㎡ものドーム状の高い天井。
22.5金の金箔が美しくホールを照らしています。
チェックアウト時に、記念にパチリしていただきました。
この位置にと勧められましたが、さすがベテランスタッフですね。
ホールのベストスポットも写真の撮り方もとてもお上手です。
ありがとうございました。
ローマンタイルを張り巡らした床
1cm角のタイルが作り出す精巧で、華やかな世界です。
天井から吊り下げられた螺旋階段
左官職人 久住章氏が仕上げたシュトックマルモ技法で仕上げた大きな柱と、豪華絢爛なロビーです。
こちらのコーナーで、座ってチェックイン
一流の職人が作りあげた素晴らしい美術品に囲まれて、まさに夢の城です。
ロビーには、スタインウェイのピアノをはじめ、
多くの美術品が飾られていました。