主人公「虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)」が通う呪術高専の学長にして一級呪術士の「夜蛾 正道(やが まさみち)」。
呪骸を作り操る「傀儡呪術学(かいらいじゅじゅつがく)」の第一人者で、いわゆる人形やぬいぐるみに呪いを込めて操るという術式を使います。
見た目と違い可愛いもの好きらしく操る呪骸は可愛いぬいぐるみばかりです。
そしていわゆる「呪いの人形」というものは古くから存在すると言われています。怖い話などで「目が動く人形」や「髪が伸びる人形」の話を聞いた方も多いと思います。
一番有名な「呪いの人形」といえば映画「チャイルド・プレイ」の「チャッキー」ではないでしょうか?
そして現実世界最強の「呪いの人形」といえば2014年に映画「死霊館」でも取り上げられ話題になった「アナベル人形」ではないでしょうか?
1970年に人形が看護学生に渡された。人形が奇妙に振る舞い霊媒師が人形には「アナベル」という名の亡くなった少女の精神が住み着いていると言われたと言う。学生とルームメイトはこの憑依された人形を受け入れ育てようとするが、人形は悪意ある恐ろしい行動を示したと伝えられている。
そして超常現象研究家のエド&ロレインのウォーレン夫妻が最初に連絡を受け、人形が悪魔に憑依されていると宣言したのち、コネチカット州にある夫妻のオカルト博物館に移されました。
博物館に移された「アナベル人形」は「絶対に箱を開けないでください」という注意書きと共にガラスケースに収められています。
しかし、注意書きを無視し、「アナベル人形」のケースを叩いた男性が現れ、その後、間もなくバイク事故で死亡。
悪魔よりも神の力の方が偉大であるとし、「アナベル人形」を放り投げた神父は、その帰り道にトラックとの大事故に巻き込まれた。神父は一命はとりとめたが、事故の直前バックミラーに人形が映ったと証言しています。
そして「ロレイン・ウォーレン」は「多くの人が、これで災いがもたらされた」として、決して「アナベル人形」の目を見つめる事はなかったといいます。
まさに最強の「呪いの人形」ではないでしょうか?
映画「死霊館」もシリーズ化されているので、未見の方は是非ご覧ください。