昨日


ノーベル生理学 医学賞


3年ぶりに日本人が受賞のニュースが飛びこんできました。


免疫に関係する、T細胞のひとつ


制御性T細胞

の発見



朝日新聞 朝刊 

2025年10月7日 より


坂口氏は、1980年から、この研究を始めました。

ですが、なかなか研究者の間では認められず、不遇な時が続いたそうです。


1985年

『 ブレーキ役の存在 』


に関する論文を発表した後も光がさすことなく、時が過ぎていきました。


希望が見え始めたのは

  

1995年に、キーワードとなる

T細胞、自己免疫疾患に関する、論文を発表した頃



信念を貫き、研究に従事


制御性T細胞と名づけ

2011年度 朝日賞を受賞


1990年代に、アメリカで研究を続けた際、転機が訪れ


FOXP3 発見


リウマチ  アレルギー  がん

などの疾患の治療に期待が寄せられます。

  

朝日新聞 朝刊 

2025年10月7日 より


アメリカに拠点を移しても、資金面では苦労があり


実験に必要なマウスを

奥様が世話をしていらしたそう


受賞したのは、海外の研究者を含め3名


陰で支えた、坂口氏の奥様をはじめ、研究に投資をした人々。


たくさんの優しい心がある


医師の世界は、広いと分かってはいました。

 

 

今回の報道であらためて、そのことを実感。


お金ではなく、人の命


周囲がなかなか認めなくても

信念を貫くことの大切さを、あらためて認識しました。


戦争や暴力といった哀しいニュースがあふれる今日


こんなに素晴らしい人物が存在することは、生きていく上での希望となります。