1日で体が衰退する
緊急入院後初の夕食の時間が来た
この時に
人の活力がいかに脆いものか
痛感することになった
ここ1ヶ月
ほとんど数口しか食べられない状態だったが
自分で、スプーンで
食べることができていたのに
スプーンを持とうとはしない
わたしが口元に運ばなければならなくなった
つい昨日まで
自分で食べていたのに
つい昨日まで
支えるだけで歩けていたのに
生命力が「もうやーめた」みたいに
活力を出すことを、パタとやめた感じだ
あらためて体を見れば
体の細胞がやる気をなくしたような
そんな肌の質感
活力を失うと
食欲も減退する
減退するから
活力が失われる
それも
たった1日
一晩を境に…
そんな体力の衰えは
昨日まで飲めていた水分も
自力で取りにくくなっていた
ストローで水が吸えない
すいのみ器て
やっと口にさせたお茶を 3回目で
気管にやったのか、咳き込み苦しみ出した
最も恐れているやつだ
誤嚥…!
あわててナースコール
緊迫した空気になった
個室でよかった…
手早く看護師さんが
機械で喉に詰まった水分を 吸い出す処置
一瞬息が止まるのかと
ヒヤヒヤした
苦しむ姿を見るのは 本当に辛くて悲しい
ここまで飲み込めなくなっていたのか…
これがあってから
この後からは
とろみのあるものを
看護師さんにお願いすることとなった
命を維持する食事が
命を奪うかもしれないとは
なんとも辛い
看護師さん
よくしてくださってありがとうございます
しばらくよろしくお願いします
突然の救急搬送3
母を救急搬送してから
家にいろいろと用意をしに戻る
やっと物が食べられる!と思ったものの
歩き疲れコンビニにも寄れず
家に着いても なにも作る気になれず
買いおいてたカップラーメンを食べることにする
さああと1分で食べれる、という時に
アネがあれこれ聞きにきた
本当に
この人とは何もかもが
不愉快になる運命にあるようだ
ひどい疲れと空腹で
いつも以上に
ぶっきらぼうに返事してしまった
もうこれは仕方がない
もう
修復はできない
さて
早朝から救急車を呼ぶまでの5時間ほど
母を起こすために悪戦苦闘したので
汗だくになっていました
なにせ
母が体温調節できないため
27度くらいでも寒がり
つねにリビングはエアコンがオフだったのです
とにかく全身が悲鳴を上げる寸前
とにかく物を食べ
シャワーを浴びることにしました
少し
あれこれ考え ぼんやりしたあと
書類、印鑑、ティッシュやタオルを用意して
2時間弱
今度は自転車で病院に向かいました
これがまた遠い街の病院だったら大変だった
救急病院を指定していて良かった
入院もすぐできたし助かった
最近ふと、母の通院のために
近所の町医者に変更しようかと思っていたけど
今回のようなことになると
やりとりが面倒だったと思う
さて
病院に戻ると
大量の書類にサイン
指の関節が痛むわたしには
これまた地獄の作業
高齢であり、介護もすることになるからか
「万一のため」の病院側の守りの書類だ
仕方ない、いや、ありがたい
私にできないことをやってくださるのだ
そうこうしてると
「今月の定期清掃です」と
大掛かりな清掃が始まり
20分ほど外に出なければならなくなった
床を機械で磨く本格的な清掃
( ゚. ゚ ).。oO(そんなんあるなら言っといてよ
もう少しゆっくり舞い戻れたのに…
なんて思いつつ
それもありがたいことだ
突然の救急搬送2
救急車を呼ぶことは
大体の予測はついていたので
パニクることは全くなかった
なんだなんだ?!
と、出てきた近所の人の方が
慌てふためいていたのではと思う
なんとか救急車まで運んでもらい
その場で簡単な問診と検査
なんの異常もなく、
ただ立てないだけだったら
救急搬送されないのではと思い
不安になったものの
頭を打ったかもしれない、と、いうことと
発熱が見られたので、やはり
かかりつけ医院に連れて行ってもらうことに…
119の前に
かかりつけ医に連絡していたので
ずいぶんスムーズに済みました
病院についてから
2時間ほど精密検査
肺には異常なかったのですが
腎盂炎気味、膀胱の腫れ、膀胱炎
脱水症状…ということで
入院が決まりました
日曜日で担当医が不在なため
月曜日にいろんな治療計画が決まるようです
4人部屋は空きがなく
個室に
1日1万円弱
でも気兼ねなく付き添えるのは
やっぱり個室が いいですね…
このまま個室でも良いんだけどな
これが
最後の入院となるのなら…
家に電話するものの
アネは電話に出ない
救急車が来た時も
どこかの部屋に消えてたなあ…
まあ
そんなことはおいとくとして
やっと病名を聞き、入院の手続き
病室に連れて行ってもらい
点滴、そして昼食がやってきた
昨日まで
自分で口に持って行っていたのに
私が食べさせなきゃ無理になっていた
人の生命力の
危ういことよ
ほんの1日で
コロリと変わる
さて
夕食は 家で食べるより豪華なメニューだ
しかし
お味噌汁数口、おかず、おかゆも2、3口
それでもういらないという
点滴なしではもう
生命力は維持できないかもしれない
母の
食事後も書類にサイン山盛り
気がつけば14時
私自身は
ほぼ15時間水だけしか口にしていなかった
救急搬送されたため、帰りは
バスと徒歩だ
なぜかこの季節なのに31度の猛暑
化粧水もつけてない、顔も洗ってない
どすっぴんで救急車に乗り込んだので
紫外線で皮膚にぶつぶつが…
バス停でじりじりと、熱に体力と水分を奪われて
腎臓が悲鳴を上げていた
家に歩きつくと
ヘトヘト
どうなってしまうんだろう