テレビアニメ『スーパージェッター』に出てくる未来からやってきた少年ジェッターの年上のガールフレンド水島かおるが悪人にロボットに改造されるという設定の、原作とは若干異なるパラレルワールドでのお話です。

並行世界のメタリックドール・カオルその1
並行世界のメタリックドール・カオルその2

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「おお、ジェッター君久しぶりじゃな…そう言えばかおる君の姿も最近ずいぶん見ないな。聞いたところによれば何でもシャングリラタウンとかいう夢の未来都市に招かれてずいぶん楽しんでるそうじゃないか。羨ましいわい」
と科学捜査局に顔を見せたジェッターに西郷長官がそう語りかけました。
「ええ、そのことなんですがね。実は最近ぼくのところにかおるさんから招待状が届いたんです。シャングリラタウンに遊びに来いと」
「なんじゃ、そうじゃったのか。行ってあげればよいじゃないか」
「でも少し変なことがあるんです。何だかかおるさんらしくないんですよ」
「かおる君らしくない?」
「手紙の文章が何だか形式的すぎてかおるさんらしくないんです。かおるさんの文章はなんていうのか…あっちこっち脱線したり無駄なことやおかしなことを書いたり、それが普通なんですがそういうところが全くないので変なんです」
「それはまた随分じゃな。君の思い過ごしじゃないのか?」
「いや、流星号に分析させると70%の確率でかおるさん本来の文章ではないと出ました」
「ふうむ」
「それでこっそり秘密でシャングリラタウンの様子を見に行こうかと思っているんです。思い過ごしだといいんですが、かおるさんが何かとんでもないことにまきこまれているような嫌な予感がするんですよ…」

『スーパージェッター(Wikipedia)』

【今回描いた絵】(仮仕上げ)

【最近描いた絵】

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【AI絵】機械化改造された女性カメラマン

『AI絵に付けたキャプション』(1)(2)

ある日突然降りかかった不幸な出来事により人間の命令どおりに動く機械の体に無理やり改造され、人権を剥奪されてしまった彼女ですが、今では持ち前の好奇心あふれる前向きな性格を生かしてロボットカメラマンとして活躍しています。最初は違和感に戸惑っていたメタリックボディのロボット体に次第に馴染んでいくうちに、人間だった時は人間のために働く道具としか思っていなかった頑強な建築作業用ロボットをたくましくてセクシーな先輩ロボットとして認識するようになり、合体プログラムを組み込まれたパートナーロボットとして一緒に働けるようになる日を待ち望んでいます。

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「デモソンナオ前モ・ニンゲンダッタ時ハ・私ヲ下等ナ機械ト・見下シテイタンダロ?」

とその先輩ロボットに意地悪くからかわれると、ちょっと困った顔をして頬を染める彼女

「ピポポポポッ!申シ訳アリマセン…人間ダッタ時ノ私ハ・生意気ナジャジャ馬娘デシタカラ…デモ今ノ私ハ・ロボット3原則ヲインプットサレ・人間ノタメニ働クロボットトシテノ自覚ヲ与エラレテイマス…先輩ロボットデアルアナタノ命令ニモ・素直ニ従イマス…アナタノ力強イ手デ・私ノボディノ性能ヲ隅々マデ確カメテイタダケタラ嬉シイデス…ピキュ~ン!」