レガシー? | メタボリックがとまらない ver.7 東京出戻り編

メタボリックがとまらない ver.7 東京出戻り編

副題 : もう遠距離の異動は無いだろう

JGAのお偉いさんが、このような発言をしたそうな。
日本ゴルフ改革会議が、左翼的ロマン主義だとしたら、JGAのお偉いさんは、古典的ロマン主義と言えるだろう。




オリンピックの会場選びに、「レガシー」という要素は必要だろうか?
めちゃめちゃ簡単な事だけど、「レガシー」なんて要素は、優先順位として相当低い要素であって、まず優先すべきはコースの難易度と距離、次に優先するのが観客を入れるキャパシティ、そして選手や観客の交通手段の確保の難易度である。
同じ会場で、アマチュアが将来的にプレー出来るかどうかなんて事は、オリンピック会場の選定において考慮する必要は無い。





JGAにせよ、日本ゴルフ改革会議にせよ、経営者や運営者としての視点が無さすぎる。
論点を複雑にするのが、日本ゴルフ改革会議の目的なら話は別だが、霞ヶ関や若洲の利点や欠点について、数値や数量を比較しながらの議論をせず、レガシーになるかどうかの主張を繰り返している。
正直なところ、どちらがオリンピックの会場になっても、今のままならゴルフ人口の減少を止められないのだから、レガシーもヘチマも無い。




どちらも綺麗事を言ってるけど、どちらもゴルフの大衆化を考えていない。
どちらも「古き良きゴルフ」を夢見ながら、ゴルフの衰退を嘆き続ける事だろう。