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ムーブメントコーチ ロボラガーのブログ

ムーブメントコーチ(重心移動のスキルを指導)として、高校生や大学生中心にトレーニング指導をしております。現場での試行錯誤を書きたいと思います!

School of movement 認定 マスターコーチ

「キレのある動きとは何か」

バイオメカニクス的に考える


【慣性の法則】によれば、我々は外からの力が無ければ動くことができない。


[物体の運動は、外から力を加えない限り変化しない]


力が加わるから動くことができるのだ。


では、外からの力はどこからもらうのか。

地面からの床反力を得ることで、我々は動くことができる。


【作用反作用の法則】

〔物体がある物体に力を加えると、その物体から同じだけの力が、逆方向に返ってくる]


では、動きにキレがあるとはどういうことか?


我々が、動きにキレがあると感じるのは、

ゼロからグッと加速した時だ。

言い方を変えれば、速度が大きく変化した時になる。


速度の変化率を加速度と言う。

すなわち加速度が大きく変化した時が、キレのある動きと言える。


加速度を大きく出来れば、キレのある動きができるということだ。


【運動の法則】

F = ma (力=質量×加速度)

〔物体に力を加えると、その力に比例して物体の加速度が変化する]


つまり、力が大きいほど加速度は大きくなるのだ。


この場合の力は、床反力になる。

床反力は内力の反作用である。

では内力とは何か。


それは筋力である。

地面を押す筋力が大きいほど、地面からもらえる床反力は大きくなるのだ。


地面を押す筋力を高めるのに最適なのが、

スクワットやデッドリフトである。

さらには、できるだけ速く移動する事を考えたら、大きな力を一気に出すクイックリフトもやった方が良い。


「キレのある動き」をするためには、スクワットやデッドリフトで垂直方向の出力を高め、かつ、短い時間で大きな出力を高めるクイックリフトに励めということだ。


とかく我々は、スピードとか速さとかキレとか言うと、力を悪者扱いにしてしまいがちである。


しかし、キレのある動きをしたければ、力をつける事が必要なのだ。

なぜならば、加速度を大きく変化させることが「キレ」の正体なのだから。

地球上にいる限り、外からの力がないと人は動くことができないという。
ニュートンの第一法則、慣性の法則ってやつだ。

[物体の運動は、外から力を加えない限り変化しない]

ということは、走ったり、投げたり、跳んだりするスポーツのパフォーマンスを上げるには、この外からの力をいかに利用できるかどうかが肝になる。

では、外からの力とは何か?

外からの力は主に2つあるという。
①重力
②床反力

①重力
自分で動いて感じるのは、動き出しのきっかけは、この重力をいかに利用できるかにかかっているように思う。

重力をうまく利用できると 、ほとんど頑張っている感じはしない。
別な言い方をすると、楽に動けるのだ。抜重と呼ばれたりもする動きだが、支持基底面を外す動きと言ってもよい。
支持基底面から重心が外れると、人はバランスを崩す、つまり、動けるのだ。


②床反力
床を100kgの力で押したら、その反対方向に100kgの力がかえってくる。床を押す力が強いほど大きな力が返ってくる。いわゆる作用反作用の法則だ。

 

〔物体がある物体に力を加えると、その物体から同じだけの力が、逆方向に返ってくる]

ある場所から2m離れた場所に瞬時に移動できる人は、重力と床反力を最大限に利用して移動しているのだ。
なんだ、当たり前のことって感じがするが、そうなのだ。武道の達人もバスケのスーパースターも、動いている原理は同じなのだ。

ヒントは重力と地面反力にある。

ラグビー選手の動き出しを速くするにも、キーになるのは重力と地面反力になる。

言い方を変えれば、抜重し支持基底面から重心を外し、瞬時に地面反力をもらう事ができるかだ。
あとは押す方向によって加速する方向が決まるだけ。それも、作用反作用の法則を考えれば理解できる。
[力は押した方向と反対に、必ず同じだけの力が返る」のだから。

我々は地面反力を見ることはできない。
だけど、ある程度推測する事はできる。
その一つがスネのアングルだ。前方向に加速する時は、スネは前傾ぎみ(ポジティブシンアングル)になり、減速する時は、スネの角度は後傾ぎみ(ネガティヴシンアングル)になる。右方向に加速するなら右斜めにスネは傾く方が効率がよい。スネと同時に加速したい方向に身体を傾けるのも、作用反作用の法則から考えれば、極めて効率的な動きなのだ。

ニュートンの法則を2つ書いたので、せっかくなのでもう一つ。

第二法則の運動の法則。
運動方程式も、動き出しを速くするには、実はとても重要になる。
F=ma (力=質量×加速度)

 

〔物体に力を加えると、その力に比例して物体の加速度が変化する]


加速度は力に比例するのだ。つまり、動き出しを速くしたければ、力を大きくする必要があるのだ。

ラグビー選手に限らず、アスリートがスクワットやデッドリフトなどのウエイトトレーニングを実施した方がよい理由の一つがここにある。ウエイトトレーニングをすると足が遅くなるから実施しない方がよい、という声もある。

しかし、物理的に見たら、そんなことはないのだ。地面を押す力を高めることで、加速度は大きくなるのだから。

 

以上、「ラグビー選手の動き出しを速くする」にはを、ニュートンの3法則から考えてみた。

 


 

[10月の森下道場ご案内]

【セッション1】

・日時:10月10日(月)7:30〜8:45

・テーマ:どこにでも動ける ~ 情報待ち 

【セッション2】

・日時:10月23日(日)8:15-9:45

・テーマ:動き出し ~ 多方向への加速 

 

●場所:

★セッション1と2で場所が違うのでご注意下さい❗️

【セッション1】

JR中央線、西武線国分寺駅より徒歩3分

Place Studio  →   https://kokubunji.studiosquare.jp/map.html

【セッション2】

JR中央線、西武線国分寺駅より徒歩2分

studio Landin → http://namelessproduction.com/kokubunji/map.html

 

●講師:森下 茂

【資格】

・日本トレーニング指導者協会認定 上級トレーニング指導者

・School of Movement認定マスターコーチ

 

【指導先】

・公立高校運動部(野球部12チーム・ラグビー部1チーム) 

・千葉大学アメリカンフットボール部

・流通経済大学ラグビー部

 

【講師の声】

股関節の力を効率良く使う事で、パフォーマンスの向上と怪我の予防に繋げるのがムーブメントスキルになります。多くの一流選手たちは、おそらく、それを自然にやっております。しかし、一流選手も我々も、解剖学的にも力学的にも同じです。そして、スキルは誰でも、いくつになっても向上させる事ができます。

かくいう私も、かつて両膝前十字靭帯を損傷し、53歳になりますが、かつてより色んな動きが出来るようになりました。

できなかった動きができるようになる過程、ぜひ一緒にそれを楽しみましょう! 

 

更に詳しくムーブメントスキルを学びたい方は(社)School of Movement主催の(https://school-of-movement.org/

『ムーブメントファンダメンタルズ』を受講する事をお勧めします。

●対象: S&Cコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、選手、

スキルコーチ、その他運動に関わる全ての方

  

●料金 :

【単発受講】

¥2,000 : 学生

¥5,000 : 一般

【2回受講】

¥3,000 : 学生

¥8,000 : 一般

 

●料金(アーカイブ配信) :

【単発】

¥1,000 : 学生

¥2,000 : 一般

【2回】

¥1,500 : 学生

¥3,000 : 一般

 

●お支払い :

・当日の現金でのお支払い

・BASEからのお支払い

・口座振込

 

●定員:10名(各セッション)

 

●持ち物 : 運動ができる中履き、飲み物、着替えなど

 

●申込

【ライブセッション申し込み】

https://forms.gle/r9E3vbeQomo3s7JR8

【アーカイブ配信申し込み】

https://forms.gle/fF5wcBSQeed6qTrD9

 

●締切:各セッション前日

なお、前日に参加希望の方の受講料は、現金でのお支払いとなりますのでご了承下さい。

 

21年前、月の半分も仕事がない私に師匠が言った。

「お前みたいな凡人が、この仕事を続けていければ、この仕事がもっと広まると思うから頑張れ」と。


29歳の時に、この道に入り、選手(野球とラグビー)としても三流、頭も悪いし、指導経験はもちろんほとんどない、この無いない尽くしの私。

しかし、そんな私が20年も個人事業主として、ここまでやってこれた。しかも、活動場所は高校生と大学生の部活ばかり。気づけば歳は53にもなった。本当にあっという間の20年だったが、この20年も部活一筋でトレーニングコーチをやっているというキャリアは、かなり稀有な存在であるようなのだ。


先日、(社)School of movement主催のムーブメントファンダメンタルズのセミナーで繋がった2人の若い方と色んな話をする機会があり、改めて、その事に気づく事ができた。

若い人からすると、そのキャリアは凄いことになるようなのだが、こちらとしては、20年前と変わらず、来年もどうなるかわからない綱渡りの状況が続いているのだ。だから、決してお手本にはなれないのだが、もし、私が若い人達に何か残せることがあるとしたら、60過ぎても仕事があること、もっと言えば老後も路頭に迷わずに生活できていることなんだと思う。


20年前に師匠に言われた、私のような凡人がこの仕事を全うできれば、その事がささやかではあるが、この業界への恩返しとなる。


10年なんて本当にあっいう間、その時でもこうしてブログに、奇跡的にここまでやれていると、そう書きたいものである。



[9月の森下道場ご案内]

【セッション1】

・日時:9月18日(日)8:15-9:30

・テーマ:減速 ~ パフォーマンス向上の鍵 

【セッション2】

・日時:9月26日(月)7:30-8:45

・テーマ:スプリント ~ 球技系アスリートに必須  

 

●場所:

★セッション1と2で場所が違うのでご注意下さい❗️

【セッション1】

JR中央線、西武線国分寺駅より徒歩2分

studio Landin → http://namelessproduction.com/kokubunji/map.html

【セッション2】

JR中央線、西武線国分寺駅より徒歩3分

Place Studio  →   https://kokubunji.studiosquare.jp/map.html

 

●講師:森下 茂

【資格】

・日本トレーニング指導者協会認定 上級トレーニング指導者

・School of Movement認定マスターコーチ

 

【指導先】

・公立高校運動部(野球部12チーム・ラグビー部1チーム) 

・千葉大学アメリカンフットボール部

・流通経済大学ラグビー部

 

【講師の声】

股関節の力を効率良く使う事で、パフォーマンスの向上と怪我の予防に繋げるのがムーブメントスキルになります。多くの一流選手たちは、おそらく、それを自然にやっております。しかし、一流選手も我々も、解剖学的にも力学的にも同じです。そして、スキルは誰でも、いくつになっても向上させる事ができます。

かくいう私も、かつて両膝前十字靭帯を損傷し、52歳になりますが、かつてより色んな動きが出来るようになりました。

できなかった動きができるようになる過程、ぜひ一緒にそれを楽しみましょう! 

 

更に詳しくムーブメントスキルを学びたい方は(社)School of Movement主催の(https://school-of-movement.org/

『ムーブメントファンダメンタルズ』を受講する事をお勧めします。

●対象: S&Cコーチ、アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナー、選手、

スキルコーチ、その他運動に関わる全ての方

  

●料金 :

【単発受講】

¥2,000 : 学生

¥5,000 : 一般

【2回受講】

¥3,000 : 学生

¥8,000 : 一般

 

●料金(アーカイブ配信) :

【単発】

¥1,000 : 学生

¥2,000 : 一般

【2回】

¥1,500 : 学生

¥3,000 : 一般

 

●お支払い :

・当日の現金でのお支払い

・BASEからのお支払い

・口座振込

 

●定員:10名(各セッション)

 

●持ち物 : 運動ができる中履き、飲み物、着替えなど

 

●申込

【ライブセッション申し込み】

https://forms.gle/YW7ycoAf8Pv62y9h6

 

【アーカイブ配信申し込み】

 

 

 

 

●締切:各セッション前日

なお、前日に参加希望の方の受講料は、現金でのお支払いとなりますのでご了承下さい。