【研究】月の欠損を埋めるのは太陽の人 | 星の声、月のささやき

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西洋占星術を行っています。きがついたこと、感じたことを書き綴っています。

土曜日、月曜日、水曜日の19時更新予定

マドモアゼル愛先生のご許可を頂き「月の欠損」他占星術の研究をすすめています。

「月の欠損」とは、月星座のある星座は7歳までの能力しかなく、本人はそれをひたすら追い求め人生を無駄にしてしまう。
という提案です。
私はこれを実感しており「月の欠損」を支持しています。

 

 


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結論から言います。

 月の欠損は太陽星座の人に埋めてもらえます。 

 

詳しく解説します。

占星術のテキストでは、太陽と月は相性が良いと言われます。

しかし私の周囲では激しく対立している関係には太陽と月が同じ星座の場合が多い。
大抵の場合、太陽側が馬鹿にしていて月が委縮するか反発しています。
また占星術では太陽が男性で女性が月ならば相性が良いが逆の場合は良くないと言うのが通説です。
これはどういう事なんだと思っていました。

これがマドモアゼル愛先生の提唱された「月の欠損」を知って謎が解けました。
月が太陽に対して完全に兜を脱いだ場合に限り、非常に良い相性になるのです。
一般的に男女は主従関係になり女性のほうが「従」なので男女の場合は相性が良くなるのでしょう。

私は月の欠損を知る前は「私の月」と同じ「太陽」の人に敵対心を持っていました。
私は双子座が月です。
しかし月は無いものと教えていただいてから私の月星座と同じ太陽星座の人には叶わないんだと素直に思えるようになり、ふたご座の人に完全に甘え、教えを乞うようになってから関係が良好になったのです。
それどころかふたご座の方からは貴重な情報を与えていただき、人を紹介していただき、喜んで協力してくれますし間違いを指摘していただき成功要因も惜しげもなく公開してくれます。
今の私のラッキーは双子座の人によってもたらされています。

このことから月の欠損を太陽は埋めてくれる相性ではないかと思うようになりました。

とかく月側の人は強いコンプレックスを太陽星座の人に持っています。
いくら努力しても超えられず、それが何の苦もなく自然に出来る人に戦いを挑むのですが絶対に勝てず、周囲の評価も得られないので敵対心を持つのです。

しかし勝負を完全に捨てて太陽星座の人に甘えてしまえば太陽の人から助けてもらえる最強の味方になるのです。
「流石、素晴らしい!」と言って太陽にお願いしてしまう。
太陽の人は月の課題を苦も無く成し遂げてくれます。

味方に太陽星座を付けると、開いた穴をふさいでくれるのです。

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逆に自分から見た「月星座」の人の言動は確かに「幼稚」です。
ダサ!恥ずかしい!
と赤面するようなことを本人は大まじめに言い、行い、余計なことをします。あるいは意気地がなく弱しく見えてイライラしたり、口先だけでやることがなってないとバカにしたくなったり、優しそうなことを言ってるのに実に冷たいと感じたりします。

ところが完全に懐に入られたら可愛いくて何でもやってあげたくなるし、教えてあげたくなるのです。
また自分が気が付かない太陽星座の長所を教えてくれるのが月星座です。
「こんな簡単なことが本当にわからない人がいるんだ」
と知って自分の存在意義を見出せます。

これが月と太陽の合は相性が良いと言われるゆえんではないかと思います。

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人はそれぞれの個性があり、パズルのピースのように出っ張っている部分と引っ込んでいる部分があります。
欠けた部分を補い合う事を教えてくれるのが、この月と太陽の関係ではないでしょうか。

人は一人では完ぺきではないが、互いに助け合うことで補いあえる事を知る重要な要素である。
そうなると月は心の進化にとても重要な働きをするということになります。

とはいえ、この月に気が付くには本当に数限りない挫折を経て謙虚になる必要がありそうです。
「ああ、自分には本当にこれがない」と気が付くまで挑戦をし続けないと心の底からわからない。
躓いたことがない人、中途半端な努力しかしていない人、挫折から立ち直れない人、若い人に月を指摘すると鼻で笑われるか、怒られます。

 

残念ながら太陽がそれを指摘しても月の人は受け入れることが出来ません。

月の人が自ら気が付かないと、永遠にこの関係は割れたまま。

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幸運にも月の欠損に気が付くことが出来たなら、ぜひ太陽星座の人と仲良くなってください。
そして自分では出来ないんだと自覚し、太陽に頼り面倒で手が付けられないことを丸投げしましょう。
太陽の目を見張るような成果に感激し、そして「もう頑張らなくていいんだ」と安堵することが出来て

自分の太陽に集中できるようになります。


この関係を作るためには、その星座の分野に関しては完全に主従関係の「従」になること。
「この面ではあなたに完全に任せた」という態度です。
もしも仕事でお願いしたなら報酬を払うのは当然ですが、その報酬を払う時勿体ないなどと全く感じないのです。

同性や、男性が女性に対して、また年下に対してはなかなか自分が降りることは難しいですが、それを月と太陽の関係だからと納得できれば非常に広い可能性も手に入れられます。

 

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この提案を図々しくも愛先生に送ったところ、

愛先生から「月の欠損」研究と発信のご許可と、更に「太陽に溶け込む」という素晴らしい表現を頂き今後も発信を続ける勇気を頂きました。

 

一人でも多く月という霧が心から取り払われることを願いつつ微弱ながらも私も発信させていただきます。

 

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はじめて月の欠損を知った方はぜひマドモアゼル愛先生の動画をご視聴ください。

悩みの源泉のほとんどがここから出ていることに愕然とします。

 

月の欠損についての動画はこちら。

 

 

 

個別の星座解説は愛先生がご紹介くださった元専図さんの解説が分かりやすいです。

 

相性があるので、苦手な方もいらっしゃるかも。