【研究】月の欠損から考える子育て 2 | 星の声、月のささやき

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西洋占星術を行っています。きがついたこと、感じたことを書き綴っています。

土曜日、月曜日、水曜日の19時更新予定

マドモアゼル愛先生提唱の「月の欠損」他占星術の研究をしています。

「月の欠損」とは、月星座のある星座は7歳までの能力しかなく、本人はそれをひたすら追い求め人生を無駄にしてしまう。
という提案です。
私はこれを実感しており「月の欠損」を支持しています。

 


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さて子育てする場合、月の欠損理論で考えるとお母さんの月が5室や、獅子座だったりすると、子育てはかなり難しいことになります。
子どもは可愛いと思わなければならないと思うけれど実は表面的で心の底から子供が可愛いとは思えないということになります。
正直な所、子供が可愛くないというお母さんは珍しくないんですよね。


前回子供と一緒にいるだけで世界が輝いて見えると書きましたが、私は5室に金星とキロンがあるので適性がある配置と言えそうです。
だからか、ちっちゃい子がやたら好きなのでそのように思えるのかもしれません。

いたずらすら可愛いと思ってしまうんです。

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でも「邪魔するだけの厄介な怪獣」に見える方も少なくないのでは。



もしも月がそのような状態で「子供を育てるプレッシャー」をやはり感じてしまうようであるなら、
私は人にお願いしてしまえばいいと思います。
下手にちゃんと育てようと頑張るより「私よりあなたのほうが子供が喜ぶ」と誰かに丸投げしてしまう。
働きに出て子供は預けてしまう。
自分は家事や仕事を頑張ればいいと思います。

 

世の中には私のように無条件に子供が大好きな人間がいるんです。

お金を稼いで、そのような人にお金払って丸投げしても良いのではないでしょうか。


私の知り合いに4室に月が入っている女性がいますが、彼女は「私より旦那のほうが家事上手なのよ。だから子供たちも私が働きに出てる方がありがたいみたい」とバリバリ働いています。
そして申し訳ないけど彼女の作る料理は何だか美味しくなさそう…
でもお子さんたちはそんなお母さんを尊敬してますし、大好き。

長女さんはお母さんと同じ職業を選びました。

もしも子育てには適正ないなと悟ったら早めに見切りをつけたほうが実は子供に愛されますし、子供に月を植え付けないので、のびのびと太陽が育つのではないでしょうか。

 

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もう一つの具体的な危険が「偏差値」と「大学ランク」です。

これにこだわっていたお母さんのお子さんは私が知っている限り、ことごとく受験期失敗しました。

 

「偏差値」「大学ランク」は、これこそが「月」と「土星」の象徴ではないでしょうか。

土星は数字が好きです。

何でもかんでも数字に置き換えます。

 

そして「月」は貰う事を期待する惑星。

「あの大学に入れないといい会社に入れない」

と追い込むことで重い不安が子供たちの心を覆うように思います。

 

数字にすることは悪いことではないですが、これと「月」の不安が重なると子供たちの心を破壊します。

学校から示されるだけならまだいいのですが、親がこだわってしまうのが危険です。

意識して親は偏差値と大学ランクに興味を持たないほうが良いのではないでしょうか。

 

それよりも太陽の邪魔をしないほうがよほど重要。

太陽を目標に定めたら子供は自ら学習します。

学力や能力が到達しなくても、なぜか太陽の方向に道が開かれていくように思います。


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人は太陽と月の反対星座を使ったほうがよほど高い成果を出します。

少なくとも楽しい人生がおくれるのではないでしょうか。
 

親は安定した生活をさせたくて月に縛ろうとしがちですが、親が子供の将来を決める事ほど愚かなことはないと思っていたほうが良さそうです。

 

有名な七田式やモンテッソーリ式は太陽を育てる教育法だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

国が出している「保育所保育指針」は太陽を育てる内容です。

幼児期は太陽を覆い隠す指導はされていないんですよね。