海王星が最も威力を発揮する期間 | 星の声、月のささやき

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西洋占星術を行っています。きがついたこと、感じたことを書き綴っています。

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いよいよ木星と海王星がうお座で合になったからか海王星が気になります。
海王星と木星の合は5月10日頃まで続きます。
次は10月28日~12月16日。

うお座の支配性は海王星。
だからうお座に海王星が入っている現在は海王星が最も実力を発揮すると言われています。
更に木星もうお座の支配星で、うお座木星の現在はうお座が最も強調されている期間といえます。

うお座は12星座で最も多利的な星座。
自分が犠牲になってでも人助けをしようとします。
皆のために自分が犠牲になってもいいと考えがち。

今は私利私欲の人は総スカンです

(ロシアがそうかも)

海王星の発見は1846年9月23日から24日だそうです。
計算で発見されたということですが、どんな計算で発見したのか、学者の頭の中は計り知れません。

当時日本は幕末。
黒船来航は1853年なので8年後に黒船がやってきたことになります。
全世界での係わりが生まれたのは海王星発見以降で、戦争も全世界規模になったのは海王星発見以降なのでは。

第一次世界大戦は 1914年7月28日~1918年11月11日
海王星発見から60年後です。
学校の授業を聞いていた時この頃から戦争が変化したように感じました。

それ以前は何処かの国で戦争があっても他の国が支援するとか、参戦すると言うことはなく国同士の局地的な戦いをしています。
例えばアヘン戦争に日本が物資を届けたとか参戦はしていません。
イギリスと中国だけで戦争は行われていました。

ところが現在ロシアとウクライナが戦争をすると、この両国だけの戦争ではなくなっています。
物資を送るなどの各国からの支援があり、戦争は局地的ではなく全世界的となり、アノニマスのサイバー攻撃や他国籍の義勇軍の参加など、もはやどこの誰かもわからない人が戦争しているような状況もあったりして。

海王星は幻想とか共感などを支配するので、世界のどこかの誰かが苦しんでいるなら全世界の人が共鳴します。
この現象を考えると海王星の働きが理解できるような気がします。

海王星発見以前の人々には地球の裏側の人に共感し、募金するなどといったことは理解できなかったのではないでしょうか。

どこまでも拡大し、最終的には薄まりぼやけるか、どこかで幻想に気が付いてはじけるか、あるいは夢から現実に引き戻されるのか…

うお座での海王星と木星の合は165年ぶりなのだそうです。
グローバル視点、あるいは神の目線を経験できる貴重な時期です。