友だち6人でキャンプに行った時。

夜になって、みんなテントに入って行った。

「まーくん、寝ないの?」

「オレもちょっと飲んでから寝るー。」

「え、じゃあ私ももちょっといようかなー。」

まーくんと向かい側に座ってちょこちょこ話をする。

ふと、まーくんが空を見上げた。

「星めっちゃきれい。」

「え?こっちから見えなーい。」

「こっち来れば?」

ちょっとドキッとした。

にやけるのを必死にこらえて、椅子を持ってまーくんの隣に行く。

空には満天の星が広がっていた。

「うわ…こんなん見たことない…!」

「だろ?すげーよね。流れ星普通に流れてるし。」

「うそうそ?!どこ?」

2人で必死に流れ星を探した。

いつからか、「お互い50まで独身だったら、老後のことを考えて籍を入れよう」って話すようになった。

もうこの歳だし、ひとりで生きていくつもりはあったけど、自分の体に何かあったときに、身元の保証をしてくれたり、何かにサインしてくれる人って大事だよなぁ、ってかんがえるようになったから。

といっても、いつも私が一方的に言ってただけだけど。

でも、まーくんは、絶対「いやだ」とは言わなかった。

拒否しないから、いいってことかな?

でも、まーくんは優しいから、拒否しないだけかな?

どっちだろう、って考えることはあったけど、まーくんに問いただすことはなかった。

それから、少しずつ連絡を取るようになって。

共通の友だちのようちゃんが、私のことを気にかけて、ことあるごとに誘ってくれるようになった。

釣り。

キャンプ。

バーベキュー。

飲み会。

全部まーくんと一緒に行った。

会う機会が増えたことが嬉しかった。