長い間、いろんなところに一緒に行ったけど。

キャンプも行ったけど。

2人だけでお泊まりは、初めてで。

しかも、ハウステンボスで、2人別々の部屋とか…

いや、ないない!

え?

同じ部屋…だよね。

どうしよう。

どうしよう。

いや、でも。

私はドキドキを悟られないように、平常心を装った。

キャンプの後、まーくんと会う機会が少しずつ多くなった。

友だちと飲みに行ったり、映画を見に行ったり、ご飯を食べに行ったり。

大人数で遊ぶのも、2人で遊ぶのも、どっちも楽しかった。

ある日、ご飯を食べに行った時、どこか遊びに行きたいね、って話になった。

まーくんが、ハウステンボスに行ったことがないって言った。

イルミネーションあってるよって。

え、じゃあ行こうよって言ったら、いいよって。

どきっとした。

「あ!」

まーくんが言った。

「え?流れた?!」

「流れたー!」

「見逃したぁー…」

悔しがる私を見て、まーくんが笑いながら言う。

「なんかさ、範囲広く、ボヤーッと見てた方がいいよ。」

「なるほどー。ボヤーッとね…ボヤーッと…」

そう言いながら一生懸命探してた時。

「あ!!」

特大の流れ星が流れた。

「ねぇ、今めっちゃおおきかったよね?!」

「うん、今のでかかったー。」

年甲斐もなく2人ではしゃぐ。

そのうち、空が曇って。

星は見えなくなってしまった。

それでも私たちは真夜中までいろんな話をした。

これが永遠に続けばいいのに。

まーくんに気づかれないように祈った。