「売れない役者加藤幸。バイトをしながら演劇研究所でレッスンに励む彼は、伸び盛りの若手を尻目になかなか自分の「個性」を見出すことができない。そんなある日、彼はマネージャーの命令で玄海灘に浮かぶ離島・姫島に暮らす浪人生・吉田邦の芸大受験の演技指導に出かけることになる。」(Woman.exciteシネマより引用)    あわただしい生活に疲れた方は、この映画で少し癒されるかもしれません。たまたま、過ごす事になった離島での生活の中での、素朴な発見や、島の人々との価値観の違いに戸惑う幸。当然ながら、演技指導を依頼した邦とも、価値観がぶつかり合います。結果的には、教えている幸が、邦から何か教わったのでは。...さらりとした描写中心の小作品ですが、いい味だしてます。高瀬アラタさん、名演技でした。

Woman.exciteシネマ
http://woman.excite.co.jp/cinema/movie/mov3544/
春一番が吹いたある日、地下鉄に乗り込み、真ん中の席にすわった。真正面を見ると、向かい側の席には誰もいなかったため、その面のガラスに自分の顔が写る。私は、久しぶりに自分の顔をじっと見つめてみた。その容姿は、心の中の自分像と異なっていて、少し奇妙なものに感じた。目、鼻、口、頬、額、髪の状態。人はある程度の年齢になると、今までの生き方が顔に現れるという。そして、今、写っている顔が、公共の場での自分なのだ。約15分間、ガラスの自分と対話して目的地に着いた。
「初監督作品となったアニメ映画『鉄コン筋クリート』(2006)で、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。アニメの常識を超越した躍動感あふれる映像ワークで高い評価を受けた。もともと米ハリウッドの特撮スタッフだった彼は、95年、代官山の友人宅に居候していた時、漫画『鉄コン~』と運命的に出会ったという。新作映画『ヘブンズ・ドア』(長瀬智也主演)で実写にも初挑戦したアリアス監督の映像美学に迫る。」(トップランナーより引用)    ジェームズ・キャメロン監督の「アビス」にカメラアシスタントとして参加されていたそうです。自宅の近くに日本人の友人を持った事をきっかけに、日本語を学び、1991年に来日。東京の混沌とした世界に魅力を感じたとの事でした。「カメラが、キャラクターに追いつかない雰囲気がいい。」と絶妙なノウハウを、しかと聞きました。「ゆれてる時は、キャストに任せてみる。」という和を重んじる日本人的な、人に愛されるキャラクターの方です。

トップランナー
http://www.nhk.or.jp/tr/2008album/090112.html
「鉄コン筋クリート」オフィシャルサイト
http://www.tekkon.net/
「「あんたが、のろのろしてるから、乗り遅れたでしょ」。鬼のような目をしていました。ふと、ホームの階段を見下ろすと、一人のおばあちゃんが、杖(つえ)をついたおじいちゃんを必死に支えながら階段を上がろうとしています。すぐに、私は階段を下りました。気づいたのは私だけではありませんでした。あの叱られていた小学生も。彼と二人でおじいちゃんを支えてホームまで上がりました。おばあちゃんとおじいちゃんからたくさんのありがとうのことばをもらい、私も彼も、こころが温かくなりました。でも、こころが温かくなったのは、私たちだけではなかったようです。彼のお母さんが、彼を抱きしめて「えらかったね。さっきはごめんなさい」。そういいながら彼の頭をなでていました。今年初めての幸せでした。子どもたち、現代は忙しい時代です。大人たちも君たち子どもたちも、いつも時に追われています。遅れてはいけない、急がなくては、町で周りを見渡せば、そんな人々の姿がいくらでも飛び込んできます。そして、ただあわただしく動き回る中で、何か大切なものをこころから失い、そして本当なら接し感じることができたであろう、多くの美しさや優しさを失っています。哀(かな)しいことです。」(中日新聞サイトより引用)    夜回り先生で有名な水谷修氏のエッセイです。若者の薬物汚染と闘い、夜の闇の世界から子供たちを救い続けてきた水谷先生。文字通り、我が身をけずってきた方なのです。体調をくずされてから、ご健在で活躍される事を祈ってます。

中日新聞サイト
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/yomawari/list/CK2009011902000198.html
ERを録りためて、隙間時間に見てます。ERでずっと出演していたケリー・ウィーバー(元ER部長)が、この回を最後にERを去ります。今や立場が逆転したルカから、ERの予算が厳しいため、ケリーに遠まわしに、依願退職を勧めます。ルカを助けてきたのは、ケリーだったのに、このシーンは、いくらアメリカとは言え、随分な扱いです。でも、去り際が実によかったです。ケリーは、新た道に向かうにあたり、ERをルカに託します。「この場所(ER)を頼んだわよ("Take care of this place for me" )」と。

NHK海外ドラマホームページ
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/er13/yotei/story_13.html