「何ものとも知れないもの、先の読めないもの、そういうコントロールのできない自然が失われていく。私は外部の自然が失われていくことと、我々の心の中から自然が失われていくのは、ほとんど並行していると思います。外の自然がなくなるから人間の心の中の自然が失われていくという面もあれば、逆に、人間の心の中から自然が失われてにしたがって、外の自然が失われるという面もある。私は両者が並行した現象であると考えます。宗教というのは本来、自然というわからないものの存在を教えるために存在しているものではないか。そういう役割を社会の中で持ったものが宗教ではなかったかと考えています。」(養老孟司 著「かけがえのないもの」より引用)    まだ、読んでいる途中ですが、養老孟司氏の考え方は、とても、刺激的で、かなり哲学的でもあります。結果を予測し、何事にも評価を求める生き方はつまらないものであり、予想のつかない、自然や身体、子供に『かけがえのないもの』が存在していて、もっと目を向けるべきであると説いています。(戦後、一貫して起きている事は、都市化であると言明されてます。全ての地面をコンクリートで覆う事により、日常から自然が無くなっているとの警告をどのように受け止めるか。...)
ぼんやり、録画していた番組を見てまして、細かくは語れないのですが、
気になった(心に留めておきたい)言葉を並べてみます。

「小さなことを、きっちりやる。」
「挑戦し続ける。」
「いつも、どおりにやる。」(これは、本番の緊張状態にある時。)
(「プロフェッショナル」 騎手 武 豊氏のコメントより抜粋。)

「笑ってるけど、笑ってない。」
「等身大の難しさ」
「目の表情。呼吸を意識する。」
「ニュートラルな自分にもどす。」
「自分だめし」「中性的なもの」
(「トップランナー」 俳優 成宮寛貴氏のコメントより抜粋。)

「プロフェッショナル」
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/081202/index.html
「トップランナー」
http://www.nhk.or.jp/tr/2008album/090105.html
「通り雨よけるように街に咲くうれいの傘
 すれ違う人を見ては水たまりを踏んで歩く
 ボクはひとり

 急ぎ足のざわめく日々の中で
 本当のボクを失くしてしまぬように

 ボクがいつの日も笑って 明日を信じて
 進めたなら 叶うのかなぁ」
  (作詞:Cana、ナカムラヒロシ 作曲:ナカムラヒロシ 「雨上がり」より引用)

仕事の話なのですが、いろいろな事があって、自分の動機付けを見失っていると感じてます。たぶん、自分とどう折り合いをつけていくかしかないのですが。...心に通り雨でしょうか。Sotte Bosseのこの曲に共感。

アルバム「Tomorrow knows Yesterday」お勧めです。
http://www.sottebosse.com/
「クラシックバレエの最高峰と言われるロシア・ボリショイバレエ団。ここで史上初の外国人ソリストとして活躍するのが、岩田守弘(38)。220人いる専属ダンサーの男性ダンサーの中で、岩田は166センチと最も小柄だ。そのため、花形の王子役を踊ることはない。しかし、岩田は身の軽さを活かして高く正確に飛び、回転する。その技術力はボリショイの中でもずば抜けている。」(プロフェッショナルより引用)    クラシックバレエの本場ロシアで、頑張っている日本の方です。小柄であるという弱みを最大の強みに変えた。つまり、身の軽さを生かして、いかに高くとぶか極めていく。第1ソリストとして、顔を並べる岩田守弘氏。38歳は引退する年齢らしいのですが、その肉体の限界へと闘うファイティング・スピリットは、迫力がありました。「苦しさをあえて求める。」「悪い時こそ、成長している。」とのお言葉に、怠惰な生活をしている私は、思わず背筋が伸びました。

プロフェッショナル
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/081209/index.html
たまたま、目についたブログがあって、しばし、何度も読み返していました。あー、私はエゴのかたまりだと、痛く反省しました。自分の意見を持つ事は大切ですが、自分が、自分が、と押し通す事は、やはり、心が貧しいなと思います。欲を捨てる事は無理難題ですが、私は、やっぱり、少しでもいいから、周りの人々に目を向けて、何か提供できたら、と改めて思いました。以下、あるブログから映画「禅」に関する感想についての引用です。「「自分の欲・怖れを手放すこと」。つまり「禅的にいう解脱」だと改めて思いました。なぜならば、「自己というとらわれがない」からこそ、道元禅師のように「本当に世のため人のために尽くすことが出来る」と思うからです。逆にいうと、「自分のエゴにとらわれている間は、自分のことで精一杯過ぎて、人に心からの関心や愛情を向けることは出来ない」からです。」

これも、そのうち、観てみたいです。
http://www.zen.sh/