「カンヌ国際映画祭で主演男優賞に輝いた柳楽優弥の最新作。自らの意志でタイに渡り“ゾウ使い”の道を志しながらも20歳にて逝去した少年の半生を描いた実話。監督は「抱きしめたい」「人間の証明」などのTV作品の演出で知られる河毛俊作。音楽は世界的な音楽家、坂本龍一が担当する。ラストは涙なしには見られない。タイの美しい景色と象の利発さに要注目。(シネマトゥデイ)」(YAHOO!映画)    もう3年前の作品ですが、 柳楽優弥くんの目力は、映画「誰も知らない」と時の同じ鋭さでした。しかし、デビュー作「誰も知らない」が、あまり大きく取り上げれたためか、観客は(私も含め)、優弥くんに過大な期待をかけてしまうものです。演技に関しては、これからの成長を見守っていくべきかと思います。(2008年は、彼にとっても、試練の時でした。)常盤貴子さんは、実によかったです。この映画がきりりと引き締まったのは、彼女の演技につきると思いました。「私は、あの子の事を知らなかった。知ろうともしなかった。」と母として失った子の心を述懐するシーンには、堪えました。蒼井優さんも、出演してます、残念ながら出番が少ないです。でも、華を添えて、引き立ててます。しかし、興味深いのは、このストーリーが実話である事です。現実は、フィクションより奇なりと言いますが、それにしても、現実なだけに辛いラストです。(坂本龍一氏の音楽は実に良いです。)


YAHOO!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id321932/
実話については、こちらを参照願います。
http://japan.discovery.com/we/we005/we03000.html
映画「誰も知らない」の所感。
http://blog.goo.ne.jp/rb_beat/e/6955fc53c3fd1bbe9578fd65d433652a
「がんばってーとは、もう言えない。全身がむくんで、チアノーゼで首筋が紫色に染まった由香ちゃんを見ていると、苦しいんだろうな、と思う。こんなに苦しくても、生きてるほうがいいんだろうか。...「死にたくない」と由香ちゃんが言ってくれたなら、心の底から応援する。がんばれ、がんばれ、がんばれ、と声が嗄れるまで言い続ける。でも、由香ちゃんがほんとうは「もう楽になりたい」と思っているのなら、それでもいい。うん、うなずいてあげる。そうだね、そうだよね、と言いつづける。眠ったままのほうがいい。さっき願った万が一の奇跡を取り消した。」(重松清著 「きみの友だち」より引用)    少年、少女の感性を表現し、フィクションでないかのように感じてしまう重松清氏の持ち味が好みです。子供頃の忘れかけた感性を呼び覚ましてくれるからでしょうか。友だちについて、最も象徴的な形で、実にわかりやすく、また感情に流される訳でもなく、時にはリアルな残酷さも提示してくるこの短編は、中高年になってしまった私の幼い頃の弱い部分に触れて、目頭をおさえるばかりです。

なんと、映画化されてます。(そのうち、観てみたいです。)
http://www.cinemacafe.net/official/kimi-tomo/
「みずみずしい感性とやわらかな音色で、ジャズ・ファンの熱い支持を集める市原ひかり。25歳にしてすでにジャズ専門誌のゴールドディスクを2度も受賞。世界的トランペッター・日野皓正氏も太鼓判を押す、若手ホープだ。」(トップランナーより引用)     私は、音楽のジャンルの中で、ジャズはあまり聴いていないのですが、この番組の内容は、興味深く聴きました。一般的には、ジャズトランペッターで、小柄な若い女性は、珍しいと言われてます。(ご本人が、一番、自覚されていたようです。)面白いと思ったのは、やはり、小柄つまり、肺活量に限界があっても、効率をよく吹くとハンディにならないとの発言です。それより、何より、トランペットや、フリューゲルホルンを吹く事が好きである事、そして、心構えなのだと確信。たとえば、「自分の声の替わりと思って吹いています。」というコメントや、日野皓正氏が「自分のやりたいようにやって、それで、離れていく人がいても、いいだよ。」とのアドバイスです。持ち味の柔らかい音色には、市原ひかりさんの人柄と才能を感じました。(「Close to you」、よかったです。)

トップランナー
http://www.nhk.or.jp/tr/2008album/081201.html
脳の使い方に関する面白い記事を見つけました。    池谷氏、曰く「仕事でも、むしろ分散力を求められることの方が実は多いのではないでしょうか。それでもあえて集中力を鍛えたいのであれば、いろいろな作業をルーティン化して、脳の働きを鈍化させることです。マンネリ化した行為に対しては、脳は麻痺します。逆にいえば、全く新しい事態を目の前にして集中力を高めるというのは非常に難しいということです。」(wisdomより引用)    私は集中力が高まっている状態が脳を鍛えていると考えていたのですが、どうも、必ずしも、そうではないようです。つまり、集中力が高い状態は、人間の動物的本能からすると、不自然な状態だという事です。さらに、池谷氏、曰く「いいアイデアは、集中している状態ではなく、意識が比較的分散している時の方が出やすいと思います。よくお風呂の中でアイデアを思いつくという人がいますが、あれは意識がほどよく分散しているからです。ほかにも、トイレの中とか、散歩の途中でいいアイデアが出たという経験は誰にでもあると思います。そういう時には脳が「ゆらぎ」の中にあって、いろいろな新しいことを思いついたりするわけです。」(wisdomより引用)    これは、何となくわかる気がします。この前も、トイレの中で、急にひらめきました。さらに、寝ている間には記憶や情報が整理、統合されるとの事。私も、遠い過去である学生の頃、暗記ものは、寝る前に覚えると、翌日の朝には、いい状態で試験に臨む事ができた記憶があります。寝る事って、すごく大切な事なのです。

wisdom
http://www.blwisdom.com/pr/kenja/07/
「後になって
 幸せだったと気づくのは、
 普通の人。

 今この時に
 幸せだなぁと気づけるのは、
 本当に幸せな感謝できる人。」

 (作者不詳)

今日も不平不満で終わった自分が恥かしい。
ほんの小さな、当たり前の事で、気持ちが軽くなれば、
それは、もう、幸せ者です。