ロシアのプーチン大統領はアジア地区への長い出張を行いました。その間西南アジア首脳、インド、中共、北朝鮮と多くの首脳と積極的に会談し、結束を固めました。外交力が素晴らしいです。
その間、ウクライナのゼレンスキー氏がモスクワに来るなら会っても良い、安全を保証すると発言しています。ゼレンスキー氏はテロ国家には行けないと逃げています。
EUではフランスのマクロン氏が各国をパリエリゼ宮に招きウクライナの安全保障について話していますが、各国は兵力を派遣しないとしている国が多くマクロン氏の発言とは異なる内容になっています。
プーチン大統領はこの兵力派遣について、日本語には難しいのですがlegitimateという表現で「正式な攻撃対象である」と発言しています。
問題になっている「安全保証」について、欧州は階段を一歩上がる時期になったようです。ウクライナの「安全保証」を話題にしているように見えますが、実は欧州自体の「安全保証」を扱っていることを認識すべきです。
自らの「安全保証」を得るためには、自分の身を切らずに自らの「安全保証」は手に出来ません。ロシアに何を提供するか考えるtimingです。