ロンドンに世界戦略研究所(IISS)と言う安全保障に関する研究機関があります。
IISSは北朝鮮のミサイルに関するREPORTを8/14付で掲載しています。ご覧になった方も多いと考えますが、非常に短く要約すると次の通りです。
「火星12及び火星14に使われているエンジンは旧ソ連の「RD-250」の改修品である。
この改修が出来るのはロシアのエネルゴマシュ社とウクライナのKBユジノイエ社しかない。
「RD-250」の在庫は50ほどありこれが北朝鮮に渡った可能性がある」
アメリカのCIAはウクライナの親ロシア政権転覆工作を行いキエフに親アメリカ政権を樹立しました。
ウクライナにあった宇宙航空関連企業はロシアを納入先として営業して来ましたが新政権発足後ロシアの納入先を失い資金が詰まり倒産危機に直面しました。
ミサイル開発に苦しんでいた北朝鮮は同ウクライナ企業にアプローチしエンジンを入手しました。
今回の北朝鮮のミサイル発射にはこのような背景があることを私たちは良く理解すべきです。
アメリカは言わば自分で蒔いた危機をブーメランの様に味わっています。
又、ウクライナと言う国は安全保障管理上非常に問題のある国でここの輸出入管理を厳しく行わないと大変まずいことになることが明確になりました。
チョコレート王は調査すると言っていますが彼では無理でむしろロシアのラブロフ外相を中心に国連安保理事会が調査を行えば効果があると考えます。
このような事実関係を理解しながら北朝鮮とアメリカの攻防を注視することになります。