フオード、クライスラーにGMを加えたBIG3は、トランプ大統領を活用したしたたかな動きをしていると感じます。
始めは、自社工場のメキシコ移転についての話と見せておきながら、実際はアメリカ3社の有利な展開を求めてトランプ大統領を抱き込んでいるように見えるのです。
トランプ候補が欲しかったのは、全米自動車労組の組織票で、それが狙いだったのに対して、BIG3は選挙後の政策が自分たちに有利になるように動いているのではないでしょうか。
フオードのフイールズ氏は、前のマツダ社長で日本の自動車業界を熟知しています。
又、日本からの完成車輸出が現在の為替状況で一番利益が出ること、マツダがメキシコに最近になって大型投資を行っており、現在身動きが取れない状況であることも良く知っています。
一方、かつて北米市場でフエアレデイZを販売し、インフイニテイブランドを作っていた日産は、自社の経営見直しの中で数々の後退を行いましたが、カルロスゴーン社長は、北米市場での失地回復を狙っているように見えます。
政治を利用しようとしているBIG3、現在の状況で回復を図るメーカー。
トヨタは従来からNUMMIも含めてGMとの関係が深いので、BIG3の中で状況が異なるGMと連携すべきでしょう。
たいへん興味深い状況になってきました。