サントリーは何年か前にキリンとの統合に動いたようです。この時は断念し、サントリーの同族経営では三菱グループ金曜会メンバー会社との統合は無理なのかと感じていました。
サントリーは長い間ビールに執念を燃やしようやく今、サッポロを抜く立場になり、キリン・アサヒに次ぐ会社になっています。ウイスキーのニッカがアサヒと統合する方向ですので、サントリーとしてはキリンと組む、それにラガーのキリンに対し、サントリーは昔から生やバドワイザー的なビールが得意でそこにモルツが来ていた事情もあったでしょう。
しかし、サントリーはビールでは世界に出ることは難しいと判断し、本業であるウイスキーで世界的な動きに出たようです。ジムビ-ムの代理店をアサヒからサントリーに移し、今度は株式保有となりました。
しかし、商品戦略として見た場合、ジムビームと言う名前はバーボンであり、アメリカ・ブラジルのものです。サントリーが今まで長い時間をかけて育ててきたモルトあるいはブレンデッドについて問題もありそうです。
テイーチャーズあるいはラフロイグと言いたいのでしょうが、これで世界戦略になるのでしょうか。マスコミはM$Aだと言ってほめそやしていますが、記者は一向に具体的な商品について書いていません。知らないのでしょう。
世界的に見てもウイスキーはどんな動きになっているのでしょうか。どんどん軽いものになっているのではないでしょうか。ウイスキー、特に基礎となるモルト・グレインは規模の拡大ではなく、質の追求の時代に入っているのではないでしょうか。
サントリーは量的拡大に走り、ニッカは質の追求をしていると言うことになるのでしょうか。高い買い物をしのれん代の償却、減損にならなければいいのですが。