「こうも雨だとげんなりするな・・・。」
ライは外を見て溜息をこぼした。
此処一週間の空模様は雨。ずっと雨。
スザクが教えてくれたのだが、この時期を『梅雨』というそうだ。
「なーに、あなたは私とお仕事したくない?」
大量の仕事(明日締め切りの物)を目の前に的外れな事を言うミレイにライは苦笑した。
「違いますよ。こう毎日雨が振ると憂鬱な気分になるなと思って。」
しとしと雨は降り続く。
「確かにそうよねー。」
くるくるとシャーペンを回しながらミレイは考えを廻らせた。
「何かパッとするような事をして気分転換しない?」
「えっ?」
ミレイは立ち上がると、ライの腕をとって生徒会室から飛び出した。