『僕は君に永遠の忠誠を誓おう。君と共に歩もう。』
そう言ってライは俺の手の甲に口付けた。
そのライは今スザクの所にいる。
二人は月下の前で何やら楽しそうに喋っている…俺がいるにも関わらずだ。
大変面白く無い。
俺は苛々しながら仮面ごしにスザクを睨み付ける。
訳の分からない怒りで手が震える。
―早く消えろスザク!―
普段なら絶対思わないような思いが胸に広がる。
「ゼロ…大丈夫ですか?」
固く握り締めた手をそっと握られる。目の前には銀。
心配そうな青紫の瞳。
「大丈夫だ。」
俺の口元が勝手に緩む。
俺はそっとライの頬に触れた。
その熱が俺の心を落ち着ける。
―残念だなスザク、ライは譲らない―