「時限堂」@赤坂見附(☆☆)
https://www.instagram.com/atsushi_iizuka_/
「膳処末富」と同じグループで、薪焼き料理の「新神戸」に連なる予約困難店。
素材の味をしっかり引き出した料理はぼく好みの素晴らしいクオリティーで絶品のオンパレード。
コスト度外視であれば1ヶ月に1回通いたい!!
住所:港区赤坂3-9-2 No.R赤坂見附 1F
電話:不詳
定休:不詳(完全予約制)
営業:17時半〜/20時半〜
赤坂見附駅前のビルの1階。ガラス張りの入り口の左には店名を書いた小さな行燈。
中には古い蔵の扉の様な入り口の扉が見えます。
そこを抜けると厨房を囲う様に8席のカウンターのダイニング。
木のお盆に、和のしつらえの携帯置き場。これ、なんと充電ができるという凄さ。
厨房には薪焼きのスペース。
2杯目は八街生姜ジンジャーエール。
最初に供されるのは燻製インカのめざめのすり流し。
上には生ウニ、枝豆、そして削りかけた青柚。
きちんと美味しい。
「膳処末富」と同じ中央の焼き台で燻される空芯菜。
藁焼きです。
空洞に藁の香りを乗せ、焼いた後急速に冷やしていて美味しい。早い話がおひたしですが、美味さの次元が違います。
皮目を炙った網走のきんき。上には辛味大根。醤油でいただく。
チャキツとした皮で美味。
お椀は削りたての鰹節と2日間水出しした昆布の出汁。うっすら白濁した美味しいお汁。
具に入っているのはまんまほぐし身の塊に近い噴火湾の毛蟹のしんじょう。上に香り良い木の芽と珍味であるコノワタ。
カイノミの薪焼きの飯蒸し。薪焼きでウイスキーの樽の香りを乗せています。鹿子に包丁を入れて柔らかく、香りよく美味。
串を打って薪で焼いた天草の鱧。煎り酒につけた新玉ねぎ。この煎り酒からして美味しい。
カリッと焼かれた郡上川の鮎。
それに同じ薪焼きで実に美味しい椎茸。
下にはきゅうり。実山椒の佃煮の様なタレでいただく。
グラスに口直し的。秋田の潤菜と徳島のフルーツトマトの珊瑚樹トマト。甘味の濃いトマトにプルプルの潤菜、そして酸味のある汁。
上には焼いた万願寺とうがらしらしいスライス。
下には鮪の酒盗と白味噌の餡。
京都の鴨ナス。上には大きく削った鰹節。
これだけ、それほど良いとは思わなかった。塩梅の問題だろうか。
土鍋で炊いたご飯に薪で焼いたミライコーンとズッキーニを混ぜ合わせたご飯。
薪焼きでコーンとズッキーニは黒く炒められていて混ぜられているからご飯もうっすら黒い。
これがまた美味いこと間違いない。
おかわりで4種類出してもらえるのですが、お腹がいっぱいなので、2種類の盛り合わせでいただく。
それに薪で焼いたなめこと薄切りのサーロイン。なんという贅沢!!
味噌汁と香の物も。
最後に手打ちうどん。ぶりぶりして良い食感のうどんで、上には漬けにした卵黄です。
絡めていただいて大変満足。
食後のお茶。
焼きたての胡麻豆腐。表面はパリッとしていて、中はムチっと。
上にはきなこと和三盆の蜜。
最後に宮崎マンゴーのアイス。
最後まで美味しい。
会計は42462円。そうそう、再訪できないなぁ。