「おか田」@横浜(☆☆彡)
https://www.facebook.com/okada20180215
そんなことはありません。
高級食材オンパレードの和食ではなくとも、旬の食材に絶妙な組み合わせで深い満足を得られる和食店が横浜にもありました。
最大でも9人までしか入らないステージのようなカウンターでいただく一皿一皿が実に美味しい。
まさに行きつけにしたいお店です。
住所:横浜市神奈川区沢渡2-4 YSビル2F
電話:045-624-8703
定休:不定休/完全予約制
営業:17時半〜22時半(日曜12時〜15時半)
佐渡公園の横にある「横浜蕎麦 傳介」@横浜(☆彡)の2階になります。
向かって左に家紋のようなマークが置かれているだけと目立ちません。板張りの外観でYS BLDGを掲示されている建物の入口から入り、階段を上がって2階に。
エントランスは狭い通路で、向かって左に蔵の扉のような引き戸があり、紺色の暖簾がかかっています。
海老出汁につけた焼き舞茸。
底に自家製のいくらをたっぷりと掛けています。
香ばしい海老の出汁がめちゃ美味い!!
最初の一皿目が美味しいと幸せになります。
牡蠣の蕪蒸し。柚の良い香り。
ペーストの蕪が美味しい。
中にぶつ切りにした大ぶりの牡蠣が隠れているのです。
本ししゃもの一夜干し。炭火で焼いて香りよく、身も美味しい。
酢の効いた出汁。酸味が苦手な自分でも飲み干せる味。
上に乗っているのは酒盗。途中で出汁に落として味変でいただく。
鱈の白子の老酒漬け。とはいっても、漬け込んだのはマルサラ酒だそうです。上には刻んだ白いネギ。
これが濃厚で激うま!
驚く美味さ。この日最高の一皿でした。
2杯目の飲み物はシチリアのベルガモットの香りをつけたシロップ(このあたり忘れました)のソーダ割り。さっぱりしていて美味しいので、2杯頼みました。
車海老の真蒸と京野菜のお椀。万願寺とうがらしと聖護院かぶかな。
車海老の真蒸は山芋を使っているのはふわふわ。それでいて海老の香りが強く、細かな海老の身も入っているのです。実に美味しい。
お椀の汁はさっぱり目でした。
迷いがつおの藁焼き。薬味とカボスを添えて。
藁の香りが素晴らしい。厚切りのカツオもむっちりして激うま。
上には姫ネギやみょうがを混ぜ込んだ薬味。
鰤の太巻き。
赤酢のシャリでぶっといブリ。味の決め手は梅。それに白ごま。
この巻物は美味すぎです。
最近バブル気味で行くのをためらうような価格帯の寿司屋に勝っていると思います。
せいこがに。兵庫県香美町のもの。
甲羅の上に丁寧に盛り込まれた内子に味噌。そして敷き詰められた脚の。
上にはボールのように外子が乗っています。
これは素晴らしいね。
江戸時代の古伊万里で蒸し物。
基本は天然キノコの蒸物で、濃厚なキノコ出汁がおどろくほど美味しい。きのこもとろりとしていてどれも素晴らしい。
中に白身のクエ。身がしっかりしていて良いものです。
「サローネ」のヴァポーレを思い出す組み立て。毎回食べたい。
鰆の脂が強く出ていますが、個人的には好きな感じ。
残った分は持ち帰らせてくださいました。
香の物は浅漬けのきゅうり、燻製をかけたいぶりがっこのような沢庵、きんぴらのように混ぜ合わせたものです。
水菓子。器に盛り付けた氷に上に3種の果実。
りんごといちご、そしてラフランス。どれも面取りしてあって、食べると美味しいもの。
食後にはやはりお茶。これもすきなく美味しい。