「地葉はなれ」@横浜(☆☆彡)
http://yokohama-restaurant.jp/

 東京を含めてもトップクラスにあるといって過言ではない横浜が誇る焼鳥の名店「地葉」@馬車道。「里葉亭」から「美鶏」で名を馳せた地葉将人の大将が次に出したのは横浜の再開発が進む北西口のビルの離れ。

 焼き鳥屋としては稀有な広さとお洒落さに、高級焼き鳥店としては抜群のコスパの良さを誇ります。
 
住所:横浜市神奈川区鶴屋町1丁目7-1 デリス横浜ビル4F
電話:不詳
定休:日曜
営業:17時〜24時
 
 横浜駅北西口の方から鶴屋町の奥。

 デリス横浜ビルは見たこともない数寄屋造りのような組み合わさった金属格子と照明のビル。
 1階はセブンイレブンで、向かって右の方に上に上がるエレベーターがあります。

 入口の壁にはお店を示すモニターがあり、なんとタッチパネルで上のお店を見ることができるというスグレモノ。

 エレベーターを降りると白木の自動扉。店の看板は…ありませんね。
 中に入ると、間接照明で足元が光るL字型のアプローチ。本当の扉はこちらにありました。

 その中は焼き鳥屋としてはかなり広い空間。黒塗りの壁にコの字型をした白木のカウンター。大きな個室一つに小さな個室2つ。
 お洒落で広々。焼き鳥屋さんとしては異色です。

 

19年4月9日夜の来訪。

 仕事が終わって、大崎さんに誘っていただいた「地葉」の新店に行く。プレオープンなのか正式オープンなのかよくわかっていません。
 周辺の再開発が著しく、駐車場がなくなっているので焦りました。

 

 ソフトドリンクはまずノンアルコール梅酒のソーダ割りから。これは「地葉」にも「美鶏」にもあります。

 2杯めは緑茶。これが濃厚な粉茶でした。
 

 突き出しに出されたのは味噌をかけたキュウリとゴマダレのほうれん草。
 一見普通に見えますがキュウリは包丁がすごく入っています。これは美味しいなぁ。
 茹でたほうれん草にさらりとした濃い味わいのゴマだれも美味しい。
 

 それにもやし。さっぱりした味付けで意外に飽きが来ない。
 

 串はハツから。大ぶりのそれはしっとりして熱々。上にはおろし生姜。塩で仕上げていて実に素晴らしい。
 

 次はモモ。ガッツリしてるのに中はしっとり美味い。弾力も凄い。タレのはずですが、そのタレは肉を引き立てているくらいに。
 

 豆腐の厚揚げ。表面はカリッとして中は滑らかで普通の豆腐とは違いますね。そういえば、石垣島で食べたジーマーミ豆腐がこんなゼラチン状でした。上には鰹節と刻んだカイワレ。
 

 うずらの玉子3個。タレで仕上げています。
 
 ところで、卓上荷役味が3種ありました。黒七味、山椒、一味です。どれも良いものですが、使わずとも十分に美味しいのでなかなか使う機会がありません(笑)。
 

 ぷっくりしたササミにワサビ。大振りで柔らかく中はレアで美味しい。
 

 そしてセセリ。素晴らしい弾力の焼き上がり。ゴリゴリした食感の部位も嬉しい。たまりません!!
 

 お皿にバンバンジー。しっとりした皮付きモモ肉です。
 

 中をレアに仕上げたレバー。たっぷりのタレでいただく。
 

 小ぶりに切られているナス、外はカリッとしているのに中はトロッとジューシー。上には鰹節。
 

 クラッカーの上に鶏のリエット。黒胡椒を効かせています。美味いなぁ。
 

 この串はアキレス腱。ほぼ軟骨です。ゴリゴリ美味い。
 

 こぶりな皮付きジャガイモ。下にバターでじゃがバターなわけですね。
 

 必殺のキンカン。クニクニにした卵管と口を満たすとろける黄身。とにかく素晴らしい。
 

 親鶏のぼんじり。凄い弾力。脂がきつくなく、これは好きです。
 

 まるっとした俵型のつくね。コリコリした軟骨とあらびきの鶏肉に加えチーズ入りで濃厚!
 

 定番のピーマン。これが宮崎産と聞きましたが大きい。中には鶏出汁と醤油のスープで美味しい。
 

 砂肝。タレです。包丁が入っていてみたこともない形になっております。
 
 締めのご飯は4種類からの選択。

 最初はチキンカレーの小。ご飯には鶏そぼろ。カレーは出汁がよく出ているもので美味しい。

 もひとつ、そぼろ丼の小。上には卵黄。たっぷりのそぼろに刻み海苔。これは一番人気っぽいです!!
 

 鶏スープ。コラーゲンたっぷりの美味しいスープです。
 
 会計は纏めてですのでよくわかりませんでしたが、アルコールを飲んでいる方でも10000円しない。これは安い!! そう思わせる内容でした。

 

地葉はなれ焼き鳥 / 神奈川駅横浜駅反町駅
夜総合点★★★★ 4.5