「Primo(プリモ)横浜馬車道」@関内(☆☆)
https://www.facebook.com/PrimoYokohama/
馬車道にできた元「カンブーザ」のシェフのお店。
こぢんまりしていますが、その好感の持てる接客に上質な料理、空間、価格帯、すべてで満足できるオススメのイタリアン。
こういうお店が増えていくのはとても嬉しいですね。
住所:横浜市中区常盤町5-72-1GM横浜馬車道ビル1F
電話:045-305-6652
定休:月曜
営業:11時半~15時/18時~23時
馬車道も関内寄りの通りを入って少しの場所に路面店の小さな明かり。
白い柱に黒枠のガラスの前面。
中は落ち着いたダウンライトのこぢんまりした空間。その上質さは「カンブーザ」と変わりありませんね。
17年10月12日夜の来訪。
ベイホテル東急での講演会終了後に歩いてここまできました。事前に電話連絡をしてあります。
その電話の応対はしっかり丁寧。ここから接客が良いことがわかります。訪れてみると、マネージャーの井上容憲さんは数回「カンブーザ」に伺った程度のぼくのことを憶えてくれていました。すごい記憶力です。
次はウィルキンソンのジンジャーエール。
CenaB 6800円
コースは二種。こちらは前菜が2皿のコース。
パルマ産生ハムとジャルディニエーラ
突き出しはパルマの24ヶ月熟成の生ハムに、鎌倉野菜の赤と黄色のパプリカ、人参、カリフラワー、蕪の自家製ピクルス。生ハムは定番の美味さ。
40℃の八海山サーモンと90℃のビーツ
40度で火入れしたしっとりした八海山のニジマス。味付けは塩。美味しいです~。
90度で火入れしたビーツ。これがシャクシャクした固形のソースのようで大変相性が良い。
それに新芽の葉野菜。
パンはバゲットと香りの強い黒パンの二種。
バゲットは香ばしく、香りの強い黒パンは薄切りにしています。
白玉ねぎのスフォルマート ムール貝のインパナート
玉ねぎのスフォルマート。蒸してあるフランというよりも、玉ねぎのクリーミーなペーストをもりつけたものに近いか。
ほんのりした玉ねぎの甘みが良く感じられます。
両側には大きな広島は宮島のムール貝のフリット。それにそのソース。通常のサイズを考えると巨大。それでいて、どちらもムール貝の旨味にあふれています。特にフリットは素晴らしい。
キタッラと4種のチーズのカッペレッティー”カチョ エ ペペ”
パスタはプリフィクス。キタッラ好きなのでこれを。
カチョエペペ。卵を使った平打ちのキタッラな黒胡椒。もっとがっつり感のあるキタッラが好きだが、「カンブーザ」のときもこうだったような気がする。上には削りかけた秋トリュフと黒胡椒。
4種類のチーズを詰め込んだラヴィオリも多く入っていました。
千葉県産黒毛和牛のビステッカ
ビステッカは赤牛のビステッカになっていました。
これが美味い!! 先日A4のサーロインで後半へたれた自分なので、これは美味しくペロリといただく。
野菜もカナダ産でも香り良く美味しいシイタケ、二十日人参、インゲン、小さなじゃがいも、ズッキーニ、蕪などのグリル。
味付けはシンプルに、塩と胡椒とオリーブオイル。
これはぼくの好みにドンピシャはまっています。
ピスタチオ(ブリュレ・ジェラート・チュイル)
デザートもプリフィクスでこれを。
クレームブリュレですが、パリッとした飴の下はクリームというよりも液体に近いミルキーなピスタチオのクリーム。
上にはピスタチオのジェラートとそれを使ったチュールです。
自家製お菓子とこだわりのコーヒー
シティーローストした酸味のあるコーヒーとインドネシア産のマンデリンの選択。マンデリンを選びますした。
お茶菓子は自家製の小さなマドレーヌ。