組合新年会で久しぶりに結構飲んだのでドーピングについての考察を少し | ロードバイクとオートバイ

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こんばんは。おつかれさまです。


今日は、某業界某職種の組合新年会がありました。


写真は撮ってません。結構飲みました。自宅は駅から遠いので、帰り歩くのが辛かったす(´・ω・`)


先輩たちは定年迎えて退職したりで知ってる人が少なくなりました。今年で定年を迎える先輩も、定年後は組合の飲み会に来ないだろうな〜そうなると私も行きません。元々組合員ではないですし(´・_・`)


さて、ロードバイクの高騰化問題などを考えていますけど、フレームはカーボンとかコンポは105以上とか以前に、ロードバイクは自分の体に合ったサイズのものを選んでくださいね。サイズが合わないと辛いだけです。


マルコ・パンターニ。イタリア人。1970〜2004年。写真はネットから拝借。

1998年、マルコパンターニはジロデイタリアとツールドフランス共に総合優勝し、いわゆるダブルツールを獲得します。元々の脚質がクライマーであり、タイムトライアルが苦手でしたが、それを克服しての快挙でした。

パンターニは、1999年、ジロデイタリア2連覇目前にして、エリスロポエチンドーピング疑惑で失格となってしまいます。その後、2001年〜2003年3月まで出走停止処分を受けていたこともあり、グランツールでの総合優勝はなく、2004年2月、失意の中、亡くなりました。一説には、賭けの関係で、1999年のジロデイタリア二連覇を阻止したいマフィアの関与があったとも言われ、海賊と呼ばれた男、走る哲学者と呼ばれた男、パンターニの不遇については私も抗議したいところだったです。


1998年のツールドフランスは、大会中に違法薬物使用の疑いで警察が介入し、マスコミにも騒がれ、そのことに抗議した選手たちはストライキをしたり、有力チームが抗議のリタイヤをするなど、波乱の年でした。翌1999年は、後にツールドフランス7連覇を剥奪されるランスアームストロングがツール初優勝した年になります。


1994年のツールドフランスダイジェストを観ますと、ランスアームストロングは、個人タイムトライアルで2分後に出走したミゲールインデュラインにあっけなくぶち抜かれる程度の選手でしたが(インデュライン全盛期なので仕方ないか)、末期癌から復活しての7連覇達成なので、おかしいと感じる関係者は多かったと思います。


エリスロポエチンは腎臓由来の造血因子で、赤血球を増やすため(筋肉への酸素供給増加)、長距離競技のドーピングに使用されたとのことですが、1998年当時、天然のエリスロポエチンと薬物としてのエリスロポエチンを区別して検査する術がなかったため、エリスロポエチン自体、禁止できるエビデンスがなかったのです。しかしながら、ツールドフランスを3勝しているグレッグレモンが、1994年頃から全体的にスピードが急激にアップし、集団についていけないと語っていたことを考えると、エリスロポエチンを使ったドーピングは同年頃から多くのチームで、チームドクターを通じて行われていたようにも思えます。あくまでも私の推測ですよ。


現在は、人工エリスロポエチンを検査で検出できることもあり、エリスロポエチンを使ったドーピングは行われていないと思います。2013年、マルコパンターニの1998年の血液検体からも薬物としてのエリスロポエチンが検出されたらしいですけど、盛られたという説もあり、パンターニの、1999年のジロデイタリア途中出走停止処分はないわ〜と思います。薬物エリスロポエチンの検出ができなかったため、ヘマトクリット値(赤血球濃度)が高いから本人の安全のためと言われてますけど。ドーピングの証拠がないにも関わらず、2001年〜2003年3月まで出走停止処分されたのもないわ〜この影響で精神を病むことになったのですから。ホントありえない(´・ω・)

ランスアームストロングにしても、全ての実績を遡求して失格にするのはないわ〜と思いますけど、金銭授受のあるプロスポーツ界では厳しいのが当たり前なのでしょうね。


私のようなアマチュアは、エリスロポエチンにしても気管支拡張薬たるβ2刺激薬(クリストファー・フルームがドーピングを疑われた薬剤)にしても、適応症がない限り処方されることはありませんし、ドーピング検査もありませんので、問題ありません(*´꒳`*)いやいや、問題がないと言いますか、適応外の薬物を使うのは危険ですので、ドーピングの機会があってもアマチュア選手もやめましょう。

ただし、私が若い頃は、喘息持ちだったため、レースで呼吸困難様症状になることは多々ありましたので、せめてβ2刺激薬は使いたかったな〜と思ってます。当時は喘息の発作はなかったため処方されてませんでした。今は、吸入ステロイドやロイコトリエン受容体拮抗薬があるため、喘息自体がコントロールされやすくなっていますので、喘息患者もスポーツに参加しやすいですねヽ(*´∀`)


まとまりなくおしまい