しまなみ海道の宿「あなごのねどこ」に潜入w | Silque姉さんでもらんらんる~♪時々650cクロモリ

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福岡発!自転車乗りです♪
貧脚&登り嫌いが自慢ですwww


しまなみ海道でのお話を
再び!!!



しまなみ縦走2015を
走るにあたり

拠点となる場所を
「尾道」と決め
尾道で宿泊したのですが


その宿泊先が
とっても良かったんで
紹介しておきますね(^◇^*)/


ちと詳しく、、、
かなりしつこく、、、


文字多めですm(_ _)m





さて


アタシが泊まった宿

その名は

尾道ゲストハウス
「あなごのねどこ」





一泊素泊まり
2800円!

にしぇんはっぴゃくえん
ですよ!!!

安い、、、
庶民に
優し過ぎるぅ
(;ω;)




てか、
なんでしょうか
ここ???
( ゚Ω゚)


まず
ゲストハウス
と言う呼び名に

馴染みがない、、、




更に


あなごのねどこ
だなんて

どんな
ネーミングセンスすかー???
Σ(||゚Д゚)ヒィ~!!




アタシは

このお安さと
好奇心とで


この宿に
即決しました
(・∀・)ニヤニヤ
直感
つーヤツですね
(・∀・)ニヤニヤ




では

「あなごのねどこ」


その全貌を
紹介します!




長い長い
アーケードを
進みますと。


見付けた!




この日の
アタシの「ねどこ」に
到着です!



表は
併設するカフェ


「ねどこ」は
この奥で





ココを
入るの?
Σ(||゚Д゚)ヒィ~!!




カフェの横の
薄暗くて細い通りを
入ります。


細い通りは

まるで
学校の旧校舎の
廊下の様な雰囲気…



奥に、奥に
向かいますが


歩きながら
何か
違和感を
感じるのです、、、


何だろう
ヘ(゚д゚)ノ




あ。
音楽だわ!
(゚∀゚)アヒャ




音のこもった
古~いラジオから
流れて来るような
ノスタルジックな
昭和初期の歌声…




なので
この薄暗い
細長い通りは



昭和初期に
タイムスリップする
道なのです!





ホントです
( `ι´;)ククク





ところで

入口は
どこでしょう。







ずんずん
進んでみます



10m先
と書いてある




( ̄△ ̄;)
長っっっっ



更に
進みますと


あれれ?
通り過ぎたの?


裏庭らしき
所に…出ました


洗濯機が2台
置いてありました





隅に
自転車置き場も発見!

トタン屋根の
自転車小屋です

地球ロック出来る柱が
ありましたので
ロックします!


既に
ビアンキの先客が
おりました




入口を探しに


再び
廊下の様な通りを
戻ってみますと





靴箱…が…





その向いに
開き戸があったので



ガ、ガタッ、ガラガラ~
(開きにくいw)

開けてみると



中に人





でも
どう見ても
昭和のお茶の間です


とても
入口やフロント
と言った感じの
雰囲気ではない。。。




「すみなせん!!!
受付はどこにありますか?」

訪ねてみると



「ここです♪」


とスタッフさんらしき
お若い女子が現れた!


昭和初期の
バスガイドさん風の
黒いがま口のバックを

肩からナナメに
掛けてましたwww
(知ってる人居るかなぁw)




ここには
通常の宿泊施設で受ける
「いらっしゃいませ~」的な
歓迎の言葉はありませんw



混乱しながら


畳の部屋に上がり
正座して待つ!


と、



銭湯の
番台の様な所から
顔を出して

「これ書いて下さい!」


受け付けの様なモノを
済ませました





混乱は
まだまだ続く!



茶の間に居た方々が
口々に
そして
にこやかに


「こんにちわ!」


と声を掛けてくれる…


なんだか
皆さん
フレンドリー


こんな空間で
知らない方からの挨拶に
あまり慣れてないですw



そんな

混乱の中で
アタシの
ねどこデビューは
果たされましたw






さて

検索して来られた方が
一番気になっているのは


【宿泊】
ドミトリー
1泊 2,800円~

ではないかと思います!



ドミトリーとは
相部屋の事だそうで



ようするに
「シェア」ですね(b゚v`*)




怖いもの知らずの
アタシなのですが

実は正直


不安で
いっぱい、、、


それも
これも



アタシのねどこは
男女混合ドミトリー





個室も女性専用も
満室で
混合しか
取れなかったのです




混合…
と言う事は



部屋全員
男性だったら

野獣、猛獣
???

ヾ(.;.;゚Д゚)ノウヒョォ!!!!




いや、まて。



全員
EXILEだったら…


(*´д`*)ハァハァ






な妄想は


泊まってみれば
見事に
解消されますw





お部屋は
こんな感じ。




手作り感のある
木で作られたベットが9台

合宿所とか
学生寮の様です





「空いている
好きなねどこで
良いですよ~」


との事で


使用中の札の掛かっていない


一番端の
上の段を
アタシの「ねどこ」に
決めました!



ねどこに
荷物を上げて

この後
食事に出たのですが


帰って来たら

お部屋には
荷物がイッパイ
入ってまして





既に
カーテンが閉ざされ
休んでいる方も
居たようです



「ねどこ」は
カーテンで仕切られ
プライバシーは保たれます


結局のところ
この部屋では


猛獣とも
EXILEとも


顔を合わせる事は
2泊中1度も
ありませんでしたw





さて

この「ねどこ」


高さが低くて
空間が狭くて
実に落ち着きます




お布団は
太陽の香りがしてて
フッカフカです!


通常の宿泊施設は
実は、、、

ファブリーズの様な
便利なもので
臭い消しを行うのです。
(アルバイト経験者w)


あなごのねどこでは

お日様に当てて
除菌消臭されているのが
匂いで分かります!



まるで
お婆ちゃんちに
帰って来たかの様ですよ!

とっても
心地よかったです♪



お布団敷きも
シーツ張りも


ぜーんぶ
自分でやりますよ!



シーツは
シャキシャキーーーンと
のり付けしてありました♪
2800円なのに
高級ホテルなみですwww



このフッカフカのお布団と
妙に心地よい空間のお陰で

びっくりする程
ゆっくりと休めました


気になる物音や
話し声、イビキも
全くなかったです!


さて

「あなごのねどこ」では
ねどこ以外は
全て他の方と
シェアですので



まず
キッチン!





キッチン用品や
キッチン雑貨は
一通り揃っていて

自炊している方も
いらっしゃいました!




食器やコップなども
古ーいデザインですが
揃っています!

リサイクル
でしょうかね♪


ドリンクは
お茶紅茶コーヒーが
置いてあります




アタシは
翌日が早い

前泊は
ゆっくり過ごす事が
賢明と考え


隣接するカフェ
「あくびカフェ」に
食事に行きました


ら。


ここが
また
ちょー
楽しいwww




メニューは
回覧板だし


黒板には
チョークで
何か書かれてるし




跳び箱やら
ストーブやら




ロッカーやら



ビーカーやら
フラスコやら




肝油(?)やら




昭和の懐かしい
アイテムが
いっぱいで





インテリア雑貨も
愉快なのですが

回覧板の中から選んだ

「トマトスープライス」

なるリゾットが
むっちゃ美味しくて




特にこの
そら豆は



今まで生きて来た中で
一番美味しい豆でしたwww

(___ ___ ;)尸 マイリマシた…



食事して
この空間を
たっぷり楽しんだ後は




シャワーの時間!


お風呂はありません。
(近くに銭湯があるそうです)


シャワールームは
2室あります
もちろん共同です。



初日は
お若い女性が多くて
よって、
シャワータイムも
長い…


茶の間で
順番を待ちますよ!


その間は
他の宿泊されている方達と
おしゃべりしてましたー♪




前泊では

卒業旅行の女子グループ

原チャで旅をしていると言う
名古屋からの男性

中学生の息子さんと旅行中のママさん


様々な地域の
様々な年齢層の方達と
コミニケーション
できました。


このお喋りの時間が
とても興味深くて
面白くて





ビジネスホテルでは
こんな「あったい」は
味わえないですね!


さて
シャワールームが
空きましたので

シャワーへ!





シャワールームも
手作りで
白い壁に
小さいタイルが
貼り付けてあって
レトロ調で可愛い


何よりも
お掃除が行き届いていて
清潔です。


水回りは
少し不安があったけど

知らない人が使ってて
嫌だー

的な感覚は
全くありませんでした


逆に

手作りの暖かさや
懐かしさの方が
上回りますね♪




シャワーの後も
また茶の間で
コタツを囲んで
お喋りです!

スッピンでスエットも
平気ですwww

そして
それぞれが
それぞれの時間に

「おやすみなさいー」


と「ねどこ」へ
戻って行きます!



アタシも朝が早いので
早々に切り上げて

「ねどこ」に戻り
翌朝に備えて
眠りにつきました!


初日は
こんな
刺激的な1日と
なりましたが


2日目は
少し慣れて来て



初日に
こんにちわーと
出迎えられたアタシが

出迎える側へ!



大阪から出張で来てて
ここで奥さんと待ち合わせ
と言うサラリーマンさん

呉からリフレッシュ休暇に
と言う若者
2回目だそうです!

尾道では
必ずココに泊まると言う
建築デザイナーの方

初日よりも
多くの方と
コミニケーション出来ました♪


名刺交換も
させて頂き

更に深い1日となりました!


それと

あなごで働きながら
数カ月滞在されていると言う
沖縄女子さんが
(ヘルパーさんと言うそうです)
サンシンを弾いてくれました!




出会いとは
一期一会

あなごのねどこで出会って
お話した方達との時間は
もう二度と巡っては来ない
たった一度きりのものです

アタシは
この一瞬を
大切な思い出として
心に刻んでおきます。


そして
これこそが

「あなごのねどこ」の
最高のおもてなし
と感じました!



旅をしようと思うと
色々な宿泊プランがあり

それぞれの宿での
もてなしの仕方も様々です!



文頭にも書きましたが
ココには
アタシ達が慣れ親しんでいる
「いらっしゃいませ」
「ようこそ」

と言った言葉は
ありません。


でも
おもてなし、、、とは

言葉ではなく
そして
誰かから何かをして貰い
受ける事が出来る物ではなく



自分が
心地いい

と感じるものなんだ
と、
つくづく思います!


感情を
文章にするのは
難しいものですね!



ただ、
アタシがまた
尾道に行く事があれば


あなごのねどこに

「ただいまー」

と、戻って来たい


そして
他の宿では味わえない

あなご特有のもてなしで


旅の疲れを
癒して貰おうと思います。






最後になりますが
朝食!



【朝食】併設「あくびカフェ」利用
和・洋 350円




受付の時に
イベントの翌日だけ
お願いしましたら





こんなチケットを
頂きましたw
「和な朝」ですwww


このチケットを持って
あくびカフェに


スタッフさんが
みんな
白のカッポウ着で
迎えてくれましたwww


和な朝ご飯は
こちら。






「おむすび」

見て下さい!


完全に人の手で
握ってありますね、コレw


お米が
お米の甘い香りがして
すっごく美味しいお米です!


海苔も
美味しかったし

お味噌汁の
お麩を食べて

お麩が美味しいと
初めて感じました!



満足な
朝ごはんでした♪






今回の旅

ぼっち旅だったけど
「あなごのねどこ」に
宿泊したお陰で

実にユニークで
より深く
より濃い

しまなみ海道の旅
になった事は
間違いありません!



今回は
ちょっと
自転車関係から離れましたが


是非、紹介しておきたかったので
ココに記しておきました!








とさ。