ロードバイクのタイヤの空気って、どのくらい入れればいいんだろう?
普通の自転車より多めに入れとけばいいの?
タイヤをさわった感覚でも大丈夫なのかな?
ロードバイクを購入して間もない頃は、こんな疑問が湧くのではないでしょうか?
ロードバイクのタイヤにはちゃんと適正な空気圧が決まっています!
この記事ではロードバイクのタイヤの適正空気圧について詳しくお話します。
ロードバイクのタイヤには適正空気圧が表示されている
ロードバイクのタイヤの側面には、そのタイヤの適正空気圧が表示されているのが一般です。
ちょっと小さくて見づらいのですが、この画像のタイヤの側面には
INFRATE TO 4 BARS (58 PSI) min - 6 BARS (87 PSI) MAX
このように記載されていて、INFRATE TOの後に書かれている数字が適正空気圧です。
4 BARS (58 PSI) min - 6 BARS (87 PSI) MAX
- 最低・・ 4 BAR(58 PSI)
- 最高 ・・6 BARS(87 PSI)
4 BAR 〜 6 BAR。(BAR単位)
もしくは、
58 PS I〜 87 PSI。(PSI単位)
このように、2種類の圧力単位で表示されています。
なので、この適性範囲内に空気を入れておけば間違いないです。
ちなみにどちらの単位に合わせても大丈夫です。
BAR、PSIのほかにも圧力単位はあります。
空気圧の単位についてはこちらの記事で解説しています。
【bar、psi、kPa】ロードバイクのタイヤ空気圧の単位ってどれが本当なの?
圧力計付きの空気入れを使用して、空気圧を5BARに合わせる場合、
上の画像の位置に指針がくるように合わせればOKです。
この圧力計は、
- 外側の黒い数字がPSI表示
- 内側の赤い数字がBAR表示
になります。
空気圧が変わると状況も変わる
タイヤに記載の適正空気圧の範囲内に入れておけば問題ないのですが、その中でも高い空気圧と低い空気圧でどういった変化があるのでしょうか?
空気圧が高めの場合
タイヤが道路を転がる際に生じる、転がり抵抗が減る傾向にあります。
抵抗が減る分、タイヤが転がりやすくなりスピードも出しやすい反面、地面からの振動を受けやすく乗り心地が悪くなります。
僕は最初の頃、絶対に空気圧が高いほうがスピードも、乗り心地もいいはずだと思っていました。
なので、かならずMAXで走ってましたよ(笑)
空気圧が低めの場合
高めのときと反対にころがり抵抗が増える傾向にあります。
抵抗が増えると、走りが重くなりますが地面とのグリップ力が増えるため安定した走行ができます。
また、空気圧が低すぎるとパンクの危険があります。
通常、タイヤの中のチューブはタイヤに密着していて固定されているのですが、空気圧が低すぎるとタイヤの中でチューブが遊んでしまい、タイヤとの摩擦で切れてしまう恐れがあります。
あと、地面の段差を乗り越える際、段差の角とホイールにチューブが挟まれてしまい、その衝撃で切れてしまう危険もあります。
この他にも乗る人の体重によっても適正空気圧は変わってきます。
体重が重ければ空気圧を高めに、体重が軽ければ空気圧を低めに設定するのが一般的です。
まとめ
ロードバイクのタイヤの適正空気圧のみかたについてお話しました。
あくまでも適正な空気圧なので、いろいろ試してみて、自分にしっくりくる空気圧を探してみてはいかがでしょうか♪