ロードバイク用の空気入れ。その圧力メーターには、bar、psi、kPaなどの圧力単位が一緒に表示してあります。
これがゴチャゴチャしていて、なんともわかりづらくなっています。
どの単位に合わせればいいのか?
つい、迷ってしまいます。
この記事では、そんなロードバイクの空気入れの悩みを解決します。
どの空気圧の単位でも使えます!
ロードバイクで使う空気入れに表示してあるbar、psi、kPaなどの単位は、どれに合わせても大丈夫です。
bar、psi、kPaなどの圧力単位は、それぞれ単位が違うだけで圧力を測ることに関しては同じです。
ただ圧力の数値の表示方法が違うだけ。
例えば、1bar の圧力をkPaで表示すると100kPaになります。
ただ数値が違うだけで、実際の圧力は両方とも同じです。
psiも同様です。
要するに、圧力の表示方法が違う単位が複数存在しているだけで、中身の圧力は一緒ということです。
同じ圧力時のそれぞれの単位は、
1bar ≒ 1kgf/cm2 ≒ 100kPa ≒ 14.3psi
psiだけ数値が半端になってしまうのですが、
100psi ≒ 7bar
ちょうど、100psiと7barがほぼ同じ圧力になります。
つまり、
- kgf/cm2とbarは同じ
- kPaを100で割ればbar
- psiに0.07をかければbar
ほぼこのようになります。
こちらのサイトは数字を入れるだけで圧力の換算を計算してくれます。圧力以外のものも計算してくれる非常に便利なサイトです。
https://www.calc-site.com/units/pressure
こういう規格物っていつも思うんですけど、本当にやりづらくて仕方ないです。
規格をひとつに統一できないものでしょうか ^^;
よくある空気圧の単位
ロードバイク用の空気入れでよくある空気圧の単位はこの4つです。
- bar
- psi
- kPa
- Kgf/cm2
bar
よく「バール」と読まれています。
ロードバイク用のタイヤには必ずと言っていいほど表示されています。
それだけメジャーな単位なんです。
僕はずーっと「バー」と読んでました(笑)
psi
「ピーエスアイ」と読みます。
pound-force per square inch(重量ポンド毎平方インチ)の略したものです。
重量ポンド毎平方インチ・・・?
意味分かんないですね(笑)
この単位もbar同様、ロードバイク用のタイヤに表示されています。
kPa
「キロパスカル」と読みます。
比較的新しい単位になります。
パスカルはフランスの科学者の名前からつけられたものです。
Kgf/cm2
うーん、読み方に困っちゃいますね(笑)
この単位は1平方センチメートルあたりにかかる重量を意味しています。
こちらは結構いろんな所で見かけますね。
自転車以外でも幅広く使われている単位です。
barとpsiがほとんどのロードバイク用タイヤに表示されています。
なので、barとpsiだけでも覚えておけば間違いないでしょう。
あとタイヤに空気を入れる際は、どうせならbarの単位で入れたほうがいいですよ。
Psiと違って数値が1ケタですごくわかりやすいですから♪