2年半以上前から癌治療をしていた友人が8月9日に亡くなりました。
癌の人は最期まで意識がはっきりしているんだよ、と知人が言っていましたが、
その朝の体温記録表に 「長崎」と記してあったそうです。6日にはきっと広島と記していたのでしょう。

フルートオーケストラの仲間であり、地域の図書館の読み聞かせボランティアを一緒に10年続けた仲間でもありました。

1カ月たった昨日、フルートオーケストラの仲間で彼女を偲ぶ会をしました。

コンサートのDVDやCDからアナウンスする彼女の声や演奏の映像が流れ、一緒に演奏した曲をみんなで演奏して彼女に捧げました。ご主人と娘さんが出席してくださって、闘病のこと、出会いのことなど話をしてくださいました。

私は彼女との付き合いが一番長いということで、最後の挨拶をさせてもらいました。

心から敬愛する彼女の、フルート以外での人となりも伝えたい、いろいろ振り返ってみたり言葉を探していたある日、カーラジオから宇多田ヒカルの「花束を君に」が流れてきました。その終わりの方に「どんな言葉並べても、君のこと語るには足りないから・・」という歌詞があり、本当にその通りだ、あなたは深くて広くてお茶目で聡明で豪快にして繊細、心優しくて暖かい・・・どんな言葉並べても語りつくせない・・・と心から思い、涙しました・・・というようなことも話しました。

その後 食事会をして一人ひとり彼女への思いを語ったのですが、私の知らない彼女がたくさんいて改めて彼女のすごさ、大きさを思いました。
人は亡くなってもたくさんの人の中しっかり生きている、これからも私は何かあったら彼女だったらきっとこうしただろうと思ったり、私の中に息づいている彼女を感じながら生きていくのだろうと思います。