つい先程の事ですが、我が家の固定電話が鳴った、家に居るのはオイラだけの状態だったので取り敢えず出てみたら「△△警察の某ですが、〇〇××さんは御宅の人ですよね?」と都内に実在する警察署の署員を語る輩からオイラの弟の名前を出された。
「そうですけど何でしょうか?」と聞くと「実は××さんが昨夜人身事故を起こし只今拘留中です」「弁護士が示談の話をしたいと言っているので代わります」と言い弁護士を名乗る人と代わる「国選弁護人の●●です」「今回の件で××さんを弁護することになりました」とトンチンカンな事を言い「被害者は1000万で示談しても良いと言ってます」「示談を受け入れないと裁判となりますが、どうしますか?」と矢継ぎ早に言ってオイラの回答を待つ。
まぁ国選弁護人を語った段階であきらかなウソ、つまり詐欺な訳で、オイラではなくお袋なんかが出たら信じてしまったかも知れませんが、昨日の事故にも関わらず今日既に国選弁護人なんてのが出てくるか?って疑問を隠しさてどうすべ?と言うことになり面白いから付き合ってやった。
なので「××は△△署管内で事故を起こせるハズが無いです、何せ今は仕事で北海道にいますので」と言うと「休暇を利用して東京に来てた」と言う「じゃあ被害者の関係者と直接話したいから出せ」と言うと「それは出来ない」と言いつつ「向こうは1000万で示談すると言っているのは本当の事です」と繰り返す、「貴方は弁護士なのですよね?じゃあ所属する弁護士会の名前を教えて下さい」すると「東京第一弁護士会です」と実在する弁護士会の名前を挙げた、まっこの辺はテレビやラジオのCMでも耳にするし向うも織り込み済みの質問だったのだろう、そして向うがこう続けた「示談するなら早い方が良いですよ、振込なら午前中に済ませれば午後には確認出来て確認出来れば、××さんは直ぐに釈放されます」と振込を誘導してきた。
この言葉でお遊びは終わり、携帯から固定電話に電話して「ちょっとキャッチが入ったのでお待ちください」と話を中断させて、まず△△警察に電話し某がいるかどうかと昨日管内で人身事故それも身柄確保される程の事故があったかを確認し某は存在するが交通課ではないし身柄確保の事故は無いとの事でしたので、「お待たせしました」「丁度良いタイミングで知り合いの弁護士から電話が来たので、こちらの対応はその方に任せる事にしました、つきましては貴方の連絡先と事務所の電話番号と住所を教えていただけますか?」「協議してからそちらへ連絡しますので」と言うと「早く決断しないと裁判になりますよ?」と言うので、「そうなったら××の弁護は貴方ではなく知り合いにお願いしますから、貴方には用事ありませんので××に解任手続き取る様に伝えて下さい」すると「裁判になっても良いのですね?」とまだ弁護士面しているので、「××が仕事で北海道に居るってデタラメなんですよ、だから休暇を利用して東京に来たなんてのもデタラメなんですけどねぇ?」とネタばらししても「××さんが事故を起こしたのは本当だ」食い下がる、「それも確認したけど大きな人身事故なかったって警察が言ってたよ?」
と言い終わると向うから電話を切った。
電話が切れてから大笑い、そもそもの弟の名前からして響きは似てたけど違ってましたからねぇ。
それにしてもあれこれと考えるモノですなぁ、お年寄りは欺けてもおっさんは欺けない程度の事、まっそれ以前に1000万なんて我が家にはありませんので…
ちょいと暇潰しになりましたが、こんなのにも引っかかる人が多いのだろうなぁ。
みなさん気を付けておくんなませ<m(__)m>