数ある選挙で最も五月蠅い選挙が始まった…
何故に最も五月蠅いのかと言うと、参院の比例区は言わばかつての全国区で選挙区は日本全国、従って候補者達は全国津々浦々へ飛び回り一ヶ所集中はない。
衆院の比例ブロックも同様でエリアが広くまた参院と違って政党名での投票のみなので候補者の名前連呼もない。
参院地方区と知事選は東京都が選挙区で候補者も多くても15人~20人都内全域なのでこれまたそんなに五月蠅くない。
衆院の小選挙区と都議選と今行われている区議選は選挙区は同じですが、候補者の数が決定的に違っている、小選挙区や都議は多くても10人には届かない、しかし区議選は同じ選挙区で候補者が60人以上、この候補者達の選挙カーとやらが、ただただ名前を連呼しながら走っている。
候補者が60人もいれば、当然の如くにそこかしこに選挙カーが走り、これでもかって名前の連呼、自分の事だけしか考えず他人の迷惑考えない!
夜勤明けの人にしてみりゃ、眠りを妨げる以外の何物でもない行為なんですけどねぇ。
どの選挙でも思う事ですが、名前の連呼に何の意味がある??肝心なのは政策であり、何をするのかである。
静寂を破壊してただ名前を連呼するのが選挙なのか?かつて住んでいた新宿区では友達の親父さんが区議会議員でした、選挙の度に声を枯らした友達とその家族、ただただ名前を連呼して声枯らしてまでして区議会議員になって何をしていたのかは未だ分らず。
区議会・市町村議会レベルでも議員報酬は一般民間人以上ですから必死なんでしょうけど、区市町村レベルの議員なら専業議員は1割もいれば充分、後は仕事を他に持っている兼業議員にすれば議員報酬も下げられるし平日の真昼間にワーワーと名前叫んで走る車も減ると思うけどなぁ。その方が選挙にもお金がかからない、議員報酬も削減できて選挙にもお金がかからない、これら両方ともに税金ですから財政的な面からも無駄遣いがなくなるしで良い事だらけだと思うのですけどねぇ。
かつて衆院選挙では立会演説会があったそうですけど、今はないしねぇ。引っ越してきたばかりの人には名前連呼されたとて誰が誰だかさっぱりだし、全く意味を持たないのですが?
それでも今日から土曜日まで、ワーワー五月蠅い日が続く、誰かもっと良い選挙の方法考えてくれないかなぁ?