Rabbits on the Moon -2ページ目

残暑見舞い

夏は夏らしく

冬の備えも恐れもせず

夏に浸る


僕は誰かに冬を預けて

無責任に夏を泳ぐ


しっぺ返しは別の季節

キリギリスは死んでしまうが

それが一生 夏の生き物


キリギリスに明日は無い

セピア


放置していた原付は

ただずっとそこにいて

俺の迎えを待っていた

十年分の埃や錆に軋みながら


いくつかの偶然が重なったのは

必然だったのかも知れない

そしてそれを運命と呼ぶのかも知れない

今年のお盆はライトバンで一緒に帰ろう


そいつは深く故郷の空気を吸い込み

十年ぶりのガソリンで容易く奇跡を演じた

不安定なアイドリングで十年を吐き出しながら

確かにこう言った


「この日を待っていたんだ」


十年は寂しかったろう

俺はお前の為に労力は惜しまない

部品が届くのを待っている


お前の名前は出来すぎだよ



another summer

夏が来た

そんな刹那

夏が終わる


そんな毎年は飽きたんだ


しばらくは夏だ


サンタクロースに笑われながら

アロハで過ごす

雑煮にパパイヤ突っ込んでやる


枯葉舞う夏

白銀の夏

楽しみじゃないか。


自由の幅は自分で決める

みぴょこぴょこ

むぴょこぴょこ



井の中の蛙大海を知らず


だが、蛙は知っている。


海が塩水だという事を


自分が淡水で生きる動物だと。


試したことは無い


でも多分そうなんだ。


インターネットにもそう書いてあったんだから。


Waiting in vain

心残りだとか、夢だとか

現在に無いものを待ち望んでも。


歳は必ず重ねられてしまい

一段飛ばしややり直しは。


何も無いように見える今この時が。


選択肢は無数

言い訳も無限

可能性の強弱を決めているのは誰だ。


夏を告げる雨

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祭囃子が聞こえる夕暮れ
空気は少し湿っていて、暖かい。
ほぼ全てがちょっと浮かれ、ぼんやりしている。
一部を除いて野球中継は続くことに似ている。

涙の匂い

涙の匂いのする部屋

塗りつぶすように

覆い隠すように


やさしさは やさしさではなく

悲しみは ただ悲しみだ


本当に純粋で

本当に美しい瞬間

稀に見る輝き


涙の匂いのする部屋

僕はそこに住んでいる

ひとりごと

WEBなんてものが発明されて

ブログという便利なツールが現れて

どこにあるかわからない場所に

デジタル信号で記録されている。


いつの間にかタッチタイピングで

文字を残すスピードは書くより速くなったが

それは進化ではないのは明らか


書いは破り捨てていたノートも

Del Key一発のパソコンも

大して変わらない。


心細く、言いようの無い不安が

残念ながらココのエネルギー

休憩所や逃避の場所にはふさわしくない





流れ者

想定内なんて予定調和で
予想外こそが醍醐味だろう

出会い頭事故みたいな毎日
神出鬼没、薮から棒、瓢箪から駒

大きなツヅラも小さなツヅラも一斉に開けてやろう

今日得たモノは明日ぶちまける
悲しいかな俺の貯金箱は限りなく狭い

無題

結末が始まり。それがまさに人生だろう?

デジャブとも違う何か不思議な一致

リンクとでも言えばいいのか?


選ばない苦痛が、選び取る苦痛に変わり

与えられる喜びから 掴み取る喜びに

悪魔が笑い、神様も笑う


悲しみの種からも幸福の花が咲く

毒の花が咲いても使い方次第

それはみんな知っている


悲しいから泣いているのだ

泣きたいから泣いているのだ

大人は自分で選べる

何が一番なのかは自分が知っている


最良の選択が最良の結末をもたらす確証はゼロ

全てはその瞬間の幸せだろ

キリギリスじゃないぜ

いまどきアリだってそうするさ


今日を捨てるなら未来なんて無い

未来は明日の今日


今日見落としたラッキーは

明日にはないぜ