The Reader
感想をお伝えするという条件で映画The ReaderのDVDを貸して下さった方がいました。
東京を離れる前にお返しするので、その感想を書いてみました。
***
お返事遅れて失礼しました。邦題『愛を読む人』、お借りしてすぐ拝見しました。とてもいい映画ですね。
私みたいに文学をやる人間には訴えかけてくるものが多い作品でした。たとえばナチスのガードだとかバスガールだとか、ウィンスレットが演じる女性がやって いるようなモダニティーが生み出す仕事は人間の内面性の豊かさを排除した世界で成り立っていて、文学作品は人間性そのものをとりもどすオアシスである、と いう考え。彼女が自分で読まない、読んでもらわないといけない、というのもポイントですよね。「読む人」「読めない人」の差はそのまま社会的落差にもなっ ているのだけれど、彼が彼女に文学作品を読む間は、一時的であってもそういった構造をつくりだす資本主義で刻まれるような単位ではない時間 の流れ方になる。年齢の差とか逆転とか階級の差といったことがどうでもいい世界になるという意味でふたりの関係自体のように既存の社会が持つルールが破ら れる空間になる。さらに裁判後は囚人として、歴史的な加害者であり被害者であるような、時代から「囚われの身」である彼女が文学作品で救われるということ で、刑務所にいる彼女にテープを送り続けるとか彼女がそれで本を読めるようになるとか、、最後はすごく揺さぶられるところでした。なのに感傷的になりすぎ ないバランスもいい。(ただ、文盲というのは配役が難しいですね、、Philip RothのThe Human Stainの映画化では二コールキッドマンが文盲を演じてましたが、あれも原作(はるかにベター)では文盲ではないかもという屈折したキャラクターだったとはいえなんだかしっくりこなかった。)
映画として好きだった考えとしては、「裁くためではなく理解するための裁判」というあたりかもしれません。ポエティックジャスティスというか、あの女性は 終身刑にもなるし最後には自殺するし、結局は彼女の動機などを肯定はしないものの、その立場の複雑さについて考えるのは正しいと思い ました。第二次世界大戦ではファシズムと戦ったかもしれませんが、20世紀より前にはアメリカの白人だってネイティヴアメリカンを惨殺した血なまぐさい (白人の)歴史なんかがあるのですから、、ナチスに関与した人たちを人間化するのはとても難しいことだと思いますが、それもとても大切だと思います。
なんだかプロモーションでは売ろうとしてか年齢差とかスキャンダラスな面がハイライトされていたので(却って)敬遠してしまった映画でしたが、あれだけいい映画なのにもったいないことですね。
ハドソンお気に召すといいです、よいNY滞在を。
東京を離れる前にお返しするので、その感想を書いてみました。
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お返事遅れて失礼しました。邦題『愛を読む人』、お借りしてすぐ拝見しました。とてもいい映画ですね。
私みたいに文学をやる人間には訴えかけてくるものが多い作品でした。たとえばナチスのガードだとかバスガールだとか、ウィンスレットが演じる女性がやって いるようなモダニティーが生み出す仕事は人間の内面性の豊かさを排除した世界で成り立っていて、文学作品は人間性そのものをとりもどすオアシスである、と いう考え。彼女が自分で読まない、読んでもらわないといけない、というのもポイントですよね。「読む人」「読めない人」の差はそのまま社会的落差にもなっ ているのだけれど、彼が彼女に文学作品を読む間は、一時的であってもそういった構造をつくりだす資本主義で刻まれるような単位ではない時間 の流れ方になる。年齢の差とか逆転とか階級の差といったことがどうでもいい世界になるという意味でふたりの関係自体のように既存の社会が持つルールが破ら れる空間になる。さらに裁判後は囚人として、歴史的な加害者であり被害者であるような、時代から「囚われの身」である彼女が文学作品で救われるということ で、刑務所にいる彼女にテープを送り続けるとか彼女がそれで本を読めるようになるとか、、最後はすごく揺さぶられるところでした。なのに感傷的になりすぎ ないバランスもいい。(ただ、文盲というのは配役が難しいですね、、Philip RothのThe Human Stainの映画化では二コールキッドマンが文盲を演じてましたが、あれも原作(はるかにベター)では文盲ではないかもという屈折したキャラクターだったとはいえなんだかしっくりこなかった。)
映画として好きだった考えとしては、「裁くためではなく理解するための裁判」というあたりかもしれません。ポエティックジャスティスというか、あの女性は 終身刑にもなるし最後には自殺するし、結局は彼女の動機などを肯定はしないものの、その立場の複雑さについて考えるのは正しいと思い ました。第二次世界大戦ではファシズムと戦ったかもしれませんが、20世紀より前にはアメリカの白人だってネイティヴアメリカンを惨殺した血なまぐさい (白人の)歴史なんかがあるのですから、、ナチスに関与した人たちを人間化するのはとても難しいことだと思いますが、それもとても大切だと思います。
なんだかプロモーションでは売ろうとしてか年齢差とかスキャンダラスな面がハイライトされていたので(却って)敬遠してしまった映画でしたが、あれだけいい映画なのにもったいないことですね。
ハドソンお気に召すといいです、よいNY滞在を。
Speechless in Tokyo
Hey.
Was researching some stats regarding women tonight. The more I think about
feminism, the more I conclude that the movement has done nothing. Nothing
good, nothing bad, but nothing.
Instead, I think the movement was a bunch of shrill, outcast women who
tried to claim they were responsible for a re-decline in the birthrate,
with the concomitant rise in women's full-time employment. They were a
strange bunch who hated other women who liked traditional roles, and hated
femininity, and loved imposing their values on other women.
Women's income rose relative to men's after the 60's due to the end of the
baby-boom generation, i.e. having fewer kids, and instead finding full time
employment, at a rate similar to the one from the late 19TH CENTURY INTO
THE 1930S!!!
Feminists stupidly ignore history prior to the 1960s, this perpetuating the
fraud of feminism.
Look up 'Who's Who in America' in 1902. The percentage of women on that
list is TWICE AS HIGH AS IT WAS IN 1958!
Birth-rate, bith-rate, birth-rate. Demographics.
Women's incomes rise when they have fewer kids. That's the hard cold,
truth, that feminists selfishly ignore.
These women are a disgruntled, fringe bunch, who've done nothing.
... どこから始めればいいのか。(絶望の新境地)。
あまりにもの脱力感で日本語訳をする余力が残っていません、ごめんなさい。
もうこれもよける。よけるしかない。
Was researching some stats regarding women tonight. The more I think about
feminism, the more I conclude that the movement has done nothing. Nothing
good, nothing bad, but nothing.
Instead, I think the movement was a bunch of shrill, outcast women who
tried to claim they were responsible for a re-decline in the birthrate,
with the concomitant rise in women's full-time employment. They were a
strange bunch who hated other women who liked traditional roles, and hated
femininity, and loved imposing their values on other women.
Women's income rose relative to men's after the 60's due to the end of the
baby-boom generation, i.e. having fewer kids, and instead finding full time
employment, at a rate similar to the one from the late 19TH CENTURY INTO
THE 1930S!!!
Feminists stupidly ignore history prior to the 1960s, this perpetuating the
fraud of feminism.
Look up 'Who's Who in America' in 1902. The percentage of women on that
list is TWICE AS HIGH AS IT WAS IN 1958!
Birth-rate, bith-rate, birth-rate. Demographics.
Women's incomes rise when they have fewer kids. That's the hard cold,
truth, that feminists selfishly ignore.
These women are a disgruntled, fringe bunch, who've done nothing.
... どこから始めればいいのか。(絶望の新境地)。
あまりにもの脱力感で日本語訳をする余力が残っていません、ごめんなさい。
もうこれもよける。よけるしかない。
テキスト発注
もうひとりの祖母に会いに小松(というか加賀温泉)に行ったりしてました。
で、東京に帰って来たので、秘書No.2ちゃんにサマーセッションの教科書を頼みました。
ぎりぎりなのでちょう恐縮している様子。
Dear Jen:
Could I ask you to help me place these books on order as textbooks for summer session whenever you get a chance? Terribly sorry about the last-minuteness, I’ll try not to be the next time.
Louise Erdrich, The Plague of Doves. Harper Perennial 1st ed.; ISBN-10 #0060515139
Jhumpa Lahiri, Interpreter of Maladies. Mariner Books; ISBN-10 #039592720X
Junot Diaz, The Brief and Wondrous Life of Oscar Wao. Riverhead Trade; Reprint ISBN-10 #1594483299
Jamaica Kincaid, A Small Place. Farrar, Straus and Giroux; ISBN-10 #0374527075
Toni Morrison, Love. Vintage; ISBN-10 #1400078474
Best thoughts from Tokyo,
RM
というか私のHPのPCが壊れたのよ。LCDの問題っていうか表示が全くでない。
なのでパパ(@5冊目執筆中)がジョギングしてるすきを伺って、、
ひとのPCって使いにくいね。スクリーンはワイドスクリーンでいいけどね。
ところで母親がVAIOのマニュアルの「電源をいれても表示がでないとき、、」
などという項目を持ってきてくれたりして
(ああ、、好意はわかるが、、なんと見当違いなこと、、)
こっちも余裕がないので「そういう問題じゃないのよ」などと押し問答をしていると
父親が「ママにそういう言い方はないだろう」とか怒り出したりした。
ああ、、PCが壊れたストレスの上にこれはないだろうよ、、
で、東京に帰って来たので、秘書No.2ちゃんにサマーセッションの教科書を頼みました。
ぎりぎりなのでちょう恐縮している様子。
Dear Jen:
Could I ask you to help me place these books on order as textbooks for summer session whenever you get a chance? Terribly sorry about the last-minuteness, I’ll try not to be the next time.
Louise Erdrich, The Plague of Doves. Harper Perennial 1st ed.; ISBN-10 #0060515139
Jhumpa Lahiri, Interpreter of Maladies. Mariner Books; ISBN-10 #039592720X
Junot Diaz, The Brief and Wondrous Life of Oscar Wao. Riverhead Trade; Reprint ISBN-10 #1594483299
Jamaica Kincaid, A Small Place. Farrar, Straus and Giroux; ISBN-10 #0374527075
Toni Morrison, Love. Vintage; ISBN-10 #1400078474
Best thoughts from Tokyo,
RM
というか私のHPのPCが壊れたのよ。LCDの問題っていうか表示が全くでない。
なのでパパ(@5冊目執筆中)がジョギングしてるすきを伺って、、
ひとのPCって使いにくいね。スクリーンはワイドスクリーンでいいけどね。
ところで母親がVAIOのマニュアルの「電源をいれても表示がでないとき、、」
などという項目を持ってきてくれたりして
(ああ、、好意はわかるが、、なんと見当違いなこと、、)
こっちも余裕がないので「そういう問題じゃないのよ」などと押し問答をしていると
父親が「ママにそういう言い方はないだろう」とか怒り出したりした。
ああ、、PCが壊れたストレスの上にこれはないだろうよ、、