7月になったので、今年も最高の季節こと夏到来、ということがいえるのではないかと思うのだが、夏のどこが良いのかというと、まず暑くて生命力に溢れているところである。この辺りは趣味や嗜好の問題だと思うのでまあ良いとして、今回は夏にちなんだ日本のポップ・ソングの中から個人的に良いのではないかと思う50曲を選び、順位もつけてカウントダウンしていくといういつかやったような気もするやつである。1回につき10曲ずつ、計5回でやっていきたい。例のごとく、セレクションおよびランク付けには個人的な趣味や嗜好、思い出補正が大きく影響していて、また別の機会にやったとするならば大いに変動する可能性はひじょうに高い。
50. 渚のシンドバッド/ピンク・レディー (1977)
旭川に引越した年の夏にヒットした曲。セクシーとかお色気といわれていたと思うのだが、小学5年だったのでよく分からなかったが、とにかくキャッチーでとても良かった。
49. 素敵なサマー・デイズ/杉真理 (1983)
とても良いアルバム「スターゲイザー」に収録され、シングル・カットもされていたと思う。ビーチ・ボーイズに対するオマージュも感じられる、ご機嫌なサマー・ポップである。高校2年のゴールデンウィークに女子達と自転車で旭山公園に遊びに行く前に、掃除をしながら部屋で聴いていた時の印象が強い。
48. Summer Beach/岡田有希子 (1985)
岡田有希子は当時のアイドル歌手としては歌が上手い方で、しかも上品さも感じられたところがとても良かった。シティ・ポップ歌謡とでも呼べそうなこの曲の雰囲気にもピッタリである。
47. じゃっ夏なんで/かせきさいだぁ (1995)
かせきさいだぁもおそらく「渋谷系」に分類されると思うのだが、この曲が収録されたアルバムは確か渋谷のFRISCOでかかっているのを聴いていた記憶がある。ヒップホップなのだがマッチョ的ではなく文学的なところがとても良かった。
46. サザン・ウインド/中森明菜 (1984)
玉置浩二が作曲した眩しげな夏ポップ。イエス「ロンリー・ハート」のフレーズが引用されているような下世話さもとても良い。
45. ふたりの夏物語/杉山清貴&オメガトライブ (1985)
シティ・ポップ・リバイバルで再評価されているのだろうか。当時の日本に浮遊していたある気分を真空パックしたかのような、都会的なポップス。
44. 南風-SOUTH WIND-/太田裕美 (1980)
夏を待ち切れないぐらいの時期の感じがとてもうまく表現されているように感じる。80年代になりたての頃は世の中的にも伸びしろが感じられ、そんな自由な感覚が満ち溢れているようにも思える。
43. 暑中お見舞い申し上げます/キャンディーズ (1977)
「暑中お見舞い」という言葉をこの曲で初めて知った。夏の陽気なエネルギーが感じられる、素晴らしい国民的ヒット曲。
42. 真夏の出来事/平山三紀 (1971)
70年代アイドルポップスの名曲として80年代からよく取り上げられることが多く、それでなんとなく知っていた。ボーカルがとても個性的である。
41. High5/lyrical school (2018)
ラップをやっているアイドルグループ、lyrical schoolが2018年にリリースした素晴らしいアルバム「WORLD'S END」に収録された曲。個人的には「待ちきれない Summer time」のところで泣きそうになりがちな、とてもヤバい曲だといえる。