夏の洋楽ソング・ベスト50(10-1) | …

i am so disapointed.

10. Rockaway Beach - Ramones (1977)

 

アルバム「ロケット・トゥ・ロシア」に収録されたパンク・ミーツ・サーフロック的な楽曲。ご機嫌で最高。タイトルはディー・ディー・ラモーンのお気に入りだったという実在の場所らしい。

 

 

9. Hot In Here - Nelly (2002)

 

暑いので服を脱いでしまいたい、という健全かつ至極真っ当なことが歌われた最高の曲。

 

 

8. School's Out - Alice Cooper (1972)

 

人生最高の瞬間といえば学校が終わり夏休みがはじまった瞬間、ということで映画「バッド・チューニング」(1993)でこの曲が流れるシーンも素晴らしかった。

 

 

7. Lovely Day - Bill Withers (1977)

 

なんとなくモテそうでオッシャレー(康夫ちゃんがよくエッセイやコラムで用いていた形容詞)な曲。グローヴァー・ワシントンJr.「クリスタルの恋人たち(Just The Two Of Us)」で歌っていたのはこの人。

 

 

6. Summer Breeze - The Isley Brothers (1973)

 

シールズ&クロフツがヒットさせた曲のカバーで、90年代にはGREAT 3のデビュー・アルバムでも取り上げられていた。暑い夏の日の夕暮れから夜にかけてぐらいの時間帯に、特に合っていそうな気が個人的にはする。

 

 

5. Hot Fun In The Summer Time - Sly & The Family Stone (1969)

 

スライ&ザ・ファミリーストーンは文字情報だけで知っていて、これは絶対気に入りそうだと思っていたのだが、浪人生の頃にピーター・バラカンのラジオで「スタンド!」を聴いて、めっちゃカッコええやんと謎の関西弁で思い、ベスト盤を買ったらこの夏の曲もまたとても良かった。そのレコードは90年代のわりと早い時期にフリッパーズ・ギターファンの男の子がDJをはじめるのでレコードを集めていると言っていて、彼に400円ぐらいで売ったような気がする。もうCDで買い直していたので。

 

 

4. Summer In The City - The Lovin' Spoonful (1966)

 

これは確かFENで最初に聴いたような気がするが、86年の夏休みに札幌の玉光堂で買った「THE SUMMER ALBUM」とかいうオムニバスのレコードにも入っていて、すぐに気に入った。なんとなく気だるそうな雰囲気と、途中で車の音みたいなのが入っているところなども良かった。

 

 

3. California Girls - The Beach Boys (1965)

 

ビーチ・ボーイズで夏といえば「サーフィンU.S.A.」とかなのだが、この曲の方が良いかなと思ってとりあえず選んだ。しかも、3位。早見優がハワイで暮らしていた頃によく聴いていたと言っていたので、ビーチ・ボーイズのベストアルバムを旭川のミュージックショップ国原で買ってすぐに気に入り、カセットテープを留萌でキャンプをやった時にも持って行ったような気がする。というか、確実に持って行って、やくざの息子(を自称している男子)などにも大好評だった記憶がある。

 

 

2. Summertime - DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince (1991)

 

「ヘッド博士の世界塔」がリリースされ、カルピスウォーターが売れまくっていたあの夏にヒットしていたサマーアンセム。クール&ザ・ギャング「サマー・マッドネス」がサンプリングされている。ザ・フレッシュ・プリンスは後に役者としてとても有名になるウィル・スミスである。

 

 

1. Fight The Power - Public Enemy (1989)

 

スパイク・リー監督による素晴らしい映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」のテーマソング。日本では1年遅れて公開されたのだが、この映画は夏に近い季節に見てこそより良さが実感できると思えるので、あの判断は正解だったような気がする。確か日比谷シャンテシネ。リリースから30年以上経つが、この曲がテーマにもしているレイシズムの問題はまだ過去のものにはなっていなく、2020年には続編もリリースされたほどである。