60. The Greatest American Dynasty/Taylor Swift (2020)
テイラー・スウィフトが今年の夏にサプライズ的にリリースしたアルバム「フォークロア」はひじょうに高く評価されたと同時に、大ヒットもした。ポップスのアーティストがインディー・ロック的な作品を出したということで話題になったのだが、オーセンティックなシンガー・ソングライター作品の系譜で見た方がしっくるくるような気もする。アメリカ史上、最も裕福な女性の一人といわれたらしいレベッカ・ハークネスの物語が主題となっていて、その不動産の一部をテイラー・スウィフトも所有していたということも含めて、アメリカ史のある一面が歌われてもいる。
59. Dancing On My Own/Robyn (2010)
以前の恋人が他の女性と一緒にいるのを見ながら、一人ぼっちで踊っているという切ないシチュエーションを描いたエレクトロポップ。
58. Motorcycle Emptiness/Manic Street Preachers (1992)
日本盤でのタイトルは「享楽都市の孤独」。当時、付き合っていた女子大学生が私と別れた後にこのバンドの追っかけになり、遠征先の名古屋から寿がきやのインスタント味噌煮込みうどんが送られてきた。当時の東京や横浜で撮影されたミュージックビデオも、渋谷センター街にあったパチンコ店「白鳥」が映っていたりして、とても良い。
57. 笑顔YESヌード/モーニング娘。(2007)
アシッドジャズみたいで、とてもカッコいいアイドルポップス。メンバーのソロパートがクルクル入れ替わって、いろいろなタイプのボーカルが楽しめるのもお得である。特に新垣里沙のボーカルがこの曲と相性が良いように思えた。タワーレコード新宿店の手描きPOPに「初聴で思わずガッツポーズ!」と書かれていて、まったくその通りだと思った。
56. はじまるふたり/さいとうまりな (2014)
数年前にApple Musicのおすすめに表示されたので、軽い気持ちで聴いてみたらとても良かった曲。歌っているアーティストについては、あまりよく知らない。「一瞬のモーメント 瞬間冷却パックで 閉じ込めたい 今の気持ち」からノンストップで、ずっと良い。
55. きらめきシーサイド/Especia (2012)
大阪の堀江を中心に活動していたガールズグループの、ファンキーな夜の気分が感じられる最高のダンスポップ。
54. 消える惑星/lyrical school (2018)
とても良いアルバム「WORLD'S END」に収録された、夜と朝との境い目についての曲。
53. There Is A Light That Never Goes Out/The Smiths (1986)
けして消えない光が、そこにある。映画「(500)日のサマー」でも取り上げられていた、「あなたの隣でもしも死ねるのなら、それはなんて素晴らしい死に方なのだろう」というようなことが歌われている。
52. You Make My Dreams/Daryl Hall & John Oates (1980)
映画「(500)日のサマー」で恋をしている主人公が上機嫌なシーンで流れるのだが、街がミュージカルになったりアニメーションの青い鳥が飛んできたりして最高であった。そして、この曲はそういった気分を表現するのにとても相応しいように思えた。
51. Blinding Lights/The Weeknd (2019)
コロナ禍でロックダウン中のアメリカでとてもヒットした曲(そして、現在も全米シングル・チャートのわりと上位の方にランクインしている)。80年代のエレポップなどからの影響を強く受けた、ダークめなトーンが時代の気分にマッチしていたし、いまもし続けている。