「ヤングタウン土曜日」がはじまりそうだったのでradikoプレミアムのエリアフリーでMBSラジオを選曲した。「いっぱい夢を MBSラジオ〜♪」というジングルに続き、番組がはじまった。
今週は飯窪春菜が卒業旅行のようなものでハワイに行っているため欠席、ゲストにハロプロOGから道重さゆみと熊井友理奈が出演していた。道重さゆみは2007年からモーニング娘。を卒業する2014年11月まで、この番組のレギュラーであった。私がこの番組を初めて聴いたのも、道重さゆみが出演していたからであった。
いつもは飯窪春菜がやっているカフを上げるという役割を今回は横山玲奈が行うということで緊張していたようだ。
道重さゆみは1年半ぶりの出演であり、30歳になったということで、明石家さんまは自分が知っとるケをやっていた頃だという話になった。知っとるケとはフジテレビ系のバラエティー番組「オレたちひょうきん族」のタケちゃんマンで明石家さんまが演じていた妖怪人間知っとるケのことである。大正時代に生まれたとされる「まっくろけ節」という音頭のような曲のメロディーにのせ、「知っとるケのケ オレの名前を知っとるケのケ 最低の男って知っとるケのケ 今年で30 知っとるケのケ」と歌い、ヒャーホッホというような奇声に近い鳴き声が特徴であった。
当時の明石家さんまは女性関係がはげしいことで有名であり、「最低の男」ともよく呼ばれていた。「笑っていいとも！」でのタモリとのフリートークのコーナーは「日本一の最低男」というタイトルであり、明石家さんまが出演していたスクーターのCMで流れていた曲は「サイテー男にご用心‼︎」というタイトルであった。これを歌っていたのはストリート・ダンサーというバンドで、フロントマンの及出泰は現在、YASUという名前で北海道の人気ラジオ番組「カーナビラジオ午後一番！」などで活躍している。
「前略のコーナー」のリスナーからのメールで、かつて道重さゆみが注目しているハロプロメンバーとして横山玲奈を挙げていたという話題になった。モーニング娘。のライブを観ていて、笑顔とダンスのキレとのギャップが良かったとかそんな感じだったと思う。このブログでは何度か書いているように、私が横山玲奈に注目したきっかけはやはりライブでのパフォーマンスやMCであり、一言でいうと楽しそうで良かった。
先週の放送で明石家さんまがエミネムがカッコいいとかファッションを真似しているというような話をしていたが、飯窪春菜も横山玲奈もエミネムをよく知らず、いまひとつ盛り上がれずにいたようだ。その後、横山玲奈はエミネムを調べたらしく、カッコよかったなどと言っていた。明石家さんまはエミネムのファッションに出来るだけ似せようと、ブランドなどもどこの物かを調べたりまでしているようだ。素敵である。
あと、振り付けの先生の20周年記念イベントで、横山玲奈は初めてつんく♂に会ったとも話していた。いまやそういうものなのだろうか。
また、横山玲奈がモーニング娘。に応募したきっかけとなったのが、2014年のはじめに放送された壮大な寝起きどっきりだったのだという。正確には2014年1月2日に放送された「新春どっきり祭り」の中で放送されたものである。当時、かなり話題にもなっていた。メンバー全員がパジャマ姿で、起こされて数分後だというのに「WHAT is LOVE？」でキレッキレのパフォーマンスを見せていた。それまでもファンであった横山玲奈は、これを観てモーニング娘。に入りたいと思ったのだという。
道重さゆみの趣味といえばシール集めで、それは現在もまだ継続されているという。明石家さんまもシールが好きで、トークがひじょうに盛り上がっていて良かった。道重さゆみがレギュラーになってすぐに明石家さんまの誕生日があり、好きなシールをプレゼントしたりしていた。当時、明石家さんまは迷惑そうにしていた記憶がなんとなくあるのだが、いまでもそれを取ってあるどころか、自宅のタバコケースのところに置いているらしい。それを聞いて、道重さゆみも感激していた。
また、道重さゆみは芸能活動を休業している間に自動車の運転免許を取得したということだが、地元の山口県で少し乗ったぐらいで、東京では乗れる気がしないという。
木村拓哉にもらったカラオケセットの話題も出ていたが、道重さゆみが休業から復帰して最初のメディア出演がやはりこの「ヤングタウン土曜日」だった。別の番組の企画で木村拓哉が明石家さんまの付き人のような役割で、スタジオにいた。会話の流れから木村拓哉がすぐに家電量販店に行き、買ってきたカラオケセットを道重さゆみにプレゼントしたのだったと思う。
熊井友理奈が目標であった車のCMに出演しているという話題も出ていた。トヨタのKINTOというサブスクなどと言っていたのだがよく分からなかったので調べてみたところ、最近は車にもサブスクリプションサービスというのがあるようだ。
道重さゆみの舞台のサントラから「Sayutopia」がかかったのだが、ビッグ・カントリーやシンセポップの元祖ともいわれるホット・バター「ポップコーン」を思わせるところもあった。作詞は大森靖子である。
来週は飯窪春菜が帰ってきて、ゲストは夏焼雅だということである。