横山玲奈(モーニング娘。’20)と「鬼滅の刃」について。 | …

i am so disapointed.

モーニング娘。’20の横山玲奈が「週刊少年ジャンプ」に連載され、テレビアニメ化もされた漫画「鬼滅の刃」のに深くはまっていることは、ここ最近のブログ記事を読めば分かることである。

2016年に連載が開始され、テレビアニメは2019年の4月から9月まで放送されていたこの作品に、横山玲奈がどの段階ではまったのかというと、私が知る限り、つい半月ほど前である。

MBSラジオの「ヤングタウン土曜日」で共演している飯窪春菜から話を聞き、アニメを観始めたところはまってしまい、寝る間も惜しんで観続けて、全て観終わったという報告を、1月20日のブログにおいてしている。その後、登場人物の冨岡義勇をカッコいいと思ったり、コミックの単行本をすべて買い集めたり、最新刊の発売を前に初めから読み返したりもしていたという。

このスピード感とのめり込み具合が心地好く、個人的には私自身にもそのような傾向があるため、とても好ましく思っている。横山玲奈が観ているというだけの理由で、私もHuluで「鬼滅の刃」のアニメを観始めた。先日のブログ記事で横山玲奈は「でもやっぱり義勇さんが好きです」などと書いていて、写真でもそのキャラクターのものだと思われる缶バッジやキーホルダーと一緒に写っている。この時点ではこの義勇さんというのがよく分からなかったのだが、たまたま「鬼滅の刃」の次に観た回で冨岡義勇が大きくフィーチャーされていたため、すぐに理解した。

私は数年前に乙女系などとも呼ばれる女性向けのアニメやゲームのコンテンツ産業についてリサーチを行っていたことがあるのだは、その頃の感覚でいうと、アニメやアプリゲームではこのようなクールなタイプの登場人物がよく登場し、陽気で人間的なキャラクターである主役を超える人気を得ていた。少なくとも、当時の私が直接的に知りうる限りはそうであった。ここに生々しいリアリティーがあり、この辺りの絶妙な普通さ加減にもグッとくるのである。

「もうすぐ誕生日だね」ともあるが、冨岡義勇は2月8日生まれで、出身地は東京府豊多摩郡野方村となっている。現在の中野区野方にあたり、最寄り駅は西武新宿線の野方である。個人的にはかつてこの街で仕事をしていたこともあり、多少なりとも思い入れがある。佐野元春が若かりし頃に住んでいた街でもある。

「鬼滅の刃」のアニメを続けて観ていると、ある回でエンディングがいつもとは違い、普通のアニメソングのようなテンションで「失っても 失っても 生きていくしかない どんなにうちのめされても 守るべきものがある」などと歌われていて、それはまるで人生のことのようだと思った。

私はアニメを第二十話まで観たところであり、コミックはまだ読んでいない。しかし、19巻の発売日だということで、お祭り気分も手伝って、これを買って、真夜中に読み終えた。横山玲奈は「買った瞬間読んだ2回も」らしいが、私は仕事が終わってから読んだ。「めっっっっちゃ美味しくない?笑」という男梅のほし梅は近所のファミリーマートにもセブンイレブンにも売っていなかったので悲しかった。代わりに男梅シートというのを買った。男梅サワーも買った。

コスメや服を買ったらしく、テンションが高めでとても良かった。それだけでとても嬉しい気分になれる。こんな気持ちをうまく言えたことはないが、不思議だが本当だと言うことはできる。