10. プラスティック・ラヴ/竹内まりや
竹内まりやが1984年にリリースしたアルバム「VARIETY」の収録曲で、翌年にはエクステンディッド・クラブ・ミックスが12インチ・シングルとしてリリースされた。アルバム発売当初は収録曲の中でも特に目立った曲でもなかったのだが、2010年代後半にYouTubeにアップされた音源が海外の音楽ファンによって驚異的に再生され、世界的な日本のシティ・ポップブームを象徴する楽曲となった。作詞・作曲は竹内まりや、編曲は夫でもある山下達郎である。
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Variety (30th Anniversary Edition)
2,018円
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9. KISS ON MY LIST/DARYL HALL & JOHN OATES
アメリカのポップ・デュオ、ダリル・ホール&ジョンオーツが1980年にリリースしたアルバム「モダン・ヴォイス」からシングル・カットされ、全米シングル・チャートで1位を記録した。音楽専門ケーブルテレビチャンネル、MTVの影響により、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン勢やナイケル・ジャクソン「スリラー」が全米シングル・チャートを席巻する直前を象徴するアメリカン・ポップスだといえる。中学3年の頃にリアルタイムの全米NO.1ヒットとしてこのシングルを買い、それ以来、印象が薄くなる時期はあっても、数年おきに聴き返しては、やはり私の洋楽ポップスファンとしてのルーツはこの辺りにあるのだろうと実感し直すことの連続である。ザ・スミスとダリル・ホール&ジョン・オーツが共に扱われている2009年の映画「(500)日のサマー」は、私にとっては圧倒的に正しい。
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モダン・ヴォイス
1,460円
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8. あなたとPop With You!/Negicco
新潟を拠点として活動するアイドルグループ、Negiccoが2012年にリリースしたシングルで、アルバム「Melody Palette」にも収録されている。夏のはじまりのわくわく感をヴィヴィッドに表現した最高のポップスで、「ヨーン・マルニの風」が新潟を走る国道402号線のことなどといったご当地ネタも楽しい。2016年にNegiccoのファンになった私がはじめて行ったイベントのリハーサルで歌われていたのがこの曲だったのだが、当時、ライブのセットリストからは外れていて、なかなか聴けずに残念に思っていた。翌年、個人的にとても悲しい出来事があり、気晴らしに行ったNegiccoのライブで、ついにこの曲が最高の演出と共に歌われ、イントロが流れた瞬間の感動は、私の生涯のライブ体験の中でも最高潮だったといえる。
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Negicco 2011~2017 -BEST- 2 [CD+Blu-ray Disc]
6,638円
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7. BABY BLUE/フィッシュマンズ
フィッシュマンズが1996年にリリースしたアルバム「空中キャンプ」からのシングル・カットである。レゲエ、ダブなどからの影響を受けたリズムにのせた佐藤伸治のボーカルは、「意味なんかないね 意味なんかない 今にも僕は泣きそうだよ」「このまま連れてってよ 僕だけを連れてってよ」と、まるで彼岸から聴こえてくるようである。「空中キャンプ」の当時のオリコン週間アルバムランキングにおける最高位は88位だが、1999年に佐藤伸治が逝去し、バンドが活動した後も聴かれ続け、現在では日本のロックを代表する名盤の1つとしての評価を確立している。
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空中キャンプ
2,403円
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6. 菫アイオライト/WHY@DOLL
札幌出身のガールズポップユニット、WHY@DOLL(ホワイドール)が2016年の秋にリリースしたシングルである。ディスコファンクの要素を取り入れたアイドルポップスとしては(必要以上に本格的にならず、適度なアイドル感を残している点も含め)、1つの到達点ともいえる完成度であり、はじめて聴いた時からずっと大好きな曲である。歌詞に当時のユニットを取り巻く状況や決意のようなものが込められていることを知ったり、作曲・編曲者のインタヴュー記事でスティーヴィー・ワンダー「ゴールデン・レディ」からも影響されていることを知ったり、なによりも素晴らしいライブパフォーマンスを何度も体験するうちにさらにどんどん好きになっていった。キュートなボーカルとカッコいいサウンドとの組み合わせも、最高である。
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WHY@DOLL
2,805円
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5. BE MY BABY/THE RONETTES
ザ・ロネッツが1963年にリリースしたシングルで、全米シングル・チャートで最高2位を記録した。複数の音を重ねて重厚なサウンドをつくる「ウォール・オブ・サウンド」と呼ばれる手法でおなじみの、フィル・スペクターによるプロデュース作品である。ガールズポップスの最高峰ともいえるこの曲の中に、そのエッセンスは凝縮されている。大学生だった1980年代の半ばに好きな女の子がこの曲が気になっているがレコードを持っていないと聞き、わざわざ買ってカセットテープにダビングし、プレゼントしたというイタい思い出もある。
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BE MY BABY: THE VERY BEST
595円
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4. GOOD VIBRATIONS/THE BEACH BOYS
ビーチ・ボーイズが1966年の秋にリリースしたシングルで、全米、全英ともにシングル・チャートの1位に輝いている。ブライアン・ウィルソンがスタジオワークに凝りまくり、半年以上を要してやっと完成させたらしい。私は高校1年だった1982年にファンクラブに入っていた早見優がファンだと知って、ミュージックショップ国原でビーチ・ボーイズの「サマー・プレゼント」という日本独自編集の2枚組ベスト・アルバムを買ったのだが、聴いてすぐに気に入って、留萌の黄金岬で行われたクラスメイトとのキャンプにもダビングしたカセットテープを持っていき、大好評であった。この曲がリリースされたのが、私が生まれたたった4日後だという事実も、思い入れを強くする要因にはなっている。
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SMILEY SMILE/WILD HONEY
612円
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3. RIDE ON TIME/山下達郎
山下達郎が1980年にリリースしたシングルで、オリコン週間シングルランキングで最高3位を記録した。これが山下達郎にとって、シュガー・ベイブ時代を含め、初のヒット曲であった。イエロー・マジック・オーケストラを中心とするテクノブームが社会現象化し、低迷していたアイドルポップスが田原俊彦、松田聖子らのデビューによって息を吹き返し、B&B、ザ・ぼんち、ツービート、島田紳助・松本竜介らによる漫才ブームが巻き起こったこの年、テレビからこの都会的で最高にカッコいい音楽が流れてきた。それは、カセットテープのコマーシャルであったが、シティ・ポップ的な音楽がお茶の間化する上で、大きな役割を果たしたことは間違いない。38年後、当時は生まれてもいないNegiccoのMeguがDJ Meguとして、恵比寿のクラブでこの曲をかけていた。最高の気分で踊っていた私は、やはり長生きはするものだと、強く感じていたのだった。
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RIDE ON TIME (ライド・オン・タイム)
2,226円
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2. WHEN DOVES CRY/PRINCE
プリンスが1984年にリリースした自身が主演する映画「パープル・レイン」のサウンドトラックからの先行シングルで、全米シングル・チャートで初の1位に輝いた。あくまでアウトロー的なキャラクターであり、けしてメインストリームにはなりえないと思っていたプリンスの大ブレイクには正直、驚いたのだが、この曲の斬新さはリリースから35年目となるいま聴いても、かなりのものだったと思える。これから数年間、プリンスは新作を発表すること自体が、ポップ・ミュージック界全般におけるビッグニュースぐらいの存在であり続けた。
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Purple Rain (1984 Film)
552円
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1. ラブ・ストーリーは週末に/WHY@DOLL
札幌出身のガールズポップユニット、WHY@DOLL(ホワイドール)が2017年にリリースしたシングル「キミはSteady」のカップリング曲である。イントロではシティ・ポップ的なリズムにのせて、ゴージャスでバブリーなサックスが泣きまくり、美しいストリングスが上品なムードを演出する。歌詞はメンバーの青木千春、浦谷はるなによるもので、恋に落ちたときの非日常感がヴィヴィッドに表現されている。カッコいいサウンドとキュートなボーカルとの組み合わせが生むケミストリーは、この曲でも最高の効果を発揮しているのだが、ライブパフォーマンスにおいて、その完成度はさらに高まっていく。惜しくもこの11月で活動を終了してしまうが、この素晴らしい楽曲がシングルのカップリングでしか聴けないのはもったいないと思っていたところ、11月5日発売のラストアルバム「@LBUM ~Selection 2014-2019~」に収録されるということなのでよかった。
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@LBUM ~Selection 2014-2019~
3,300円
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