結婚のことを歌っている(ような気がする)好きな10曲。 | …

i am so disappointed.

とてもめでたいニュースが舞い込んだので、祝福の意味も込めて結婚のことを歌っている(ような気がする)好きな10曲を選び、カウントダウンしていきたい。しかし、必ずしもすべてがハッピーな曲ばかりではない(ような気がする)ので要注意である。

 

10. LOVE AND MARRIAGE/FRANK SINATRA

 

フランク・シナトラによる1955年のヒット曲で、全米シングル・チャートで最高5位を記録した。邦題は「恋と結婚」と直訳であり、「恋と結婚とは馬と馬車のように切っても切り離せない」というようなことが歌われている。「結婚(マリッジ)」と「馬車(キャリッジ)」で韻を踏んでいるわけである。ネルソン・リドルのアレンジとフランク・シナトラのヴォーカルによる、ロックンロール黎明期における極上の大人のポップスが堪能できる。

 

 

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9. BE MY WIFE/DAVID BOWIE

 

デヴィッド・ボウイが1977年にリリースしたアルバム「ロウ」は、後に「ベルリン三部作」と呼ばれることになる3作のうちの第1弾である。「サウンド・オブ・ヴィジョン」に続き、2枚目のシングルとしてカットされたこの曲は、実験色が強いアルバムの中でもわりとキャッチーで、プロモーションビデオも作られたのだが、チャート入りは逃している。未来的なサウンドと「妻になってよ」と懇願するオーセンティックな歌詞との対比がおもしろい。

 

 

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8. I KNEW THE BRIDE (WHEN SHE USED TO ROCK 'N' ROLL)/NICK LOWE

 

ニック・ロウによって書かれたこの曲は1977年にデイヴ・エドモンズのヴァージョンがまず世に出たが、1985年にはセルフ・カヴァーがアルバム「ローズ・オブ・イングランド」に収録され、シングル・カットもされた。プロデュースをヒューイ・ルイスが手がけ、ハーモニカで参加している他、バック・バンドのザ・ニュースが演奏をしていて、サウンドは完全にそれを反映したものになっている。内容は女友達の結婚式に参加して、花嫁がやんちゃしていた過去をしっているぜというようなものだが、実はそんな彼女が大好きだったというほろ苦さがたまらないのだ。

 

 

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7. ARCHIE, MARRY ME/ALVVAYS

 

カナダのインディー・ポップ・バンド、オールウェイズが2014年にリリースしたシングルで、デビュー・アルバム「オールウェイズ」にも収録されている。ギター・ポップの伝統を受け継ぐキュートで良質なバンドによる楽曲だが、恋愛関係にある2人が周囲からプレッシャーを受け、なんとなく結婚せざるを得ない状況に追い込まれているような絶妙に微妙なリアリティーが表現されているように思える。

 

 

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6. カリプソ娘に花束を/Negicco

 

新潟を拠点として活動するアイドルグループ、Negiccoが2018年にリリースし、オリコン週間シングルランキングで最高6位を記録したシングルである。結婚することを決めた娘が父親に対して歌っているという設定の涙モノのウェディングソングだが、YOUR SONG IS GOODによるラテンテイストのアレンジがまたグッとくる。リーダーのNao☆が先日、4月に入籍することを発表し、それを祝福するファンをも含めてアイドル界においては前人未到の境地というところもあるのだが、そういった意味でさらにこの曲のコクと深みが増すというものである(「一生守りたい愛を見つけたの」)。結婚をテーマにしたNegiccoの曲では、アルバム「ティー・フォー・スリー」収録の「SNSをぶっとばせ」もユニークで最高である。

 

 

 

5. CHAPEL OF LOVE/THE DIXIE CUPS

 

1964年に全米シングル・チャートで1位を記録したディキシー・カップスのデビュー・シングルで、邦題は「愛のチャペル」である。ソングライター・チームには、ポップス職人のフィル・スペクターも名を連ねている。教会に行って結婚をするのという、ほぼただそれだけを歌っている幸福と肯定感に満ち溢れた、最高のポップスである。

 

 

 

4. 本気でオンリーユー(Let's Get Married)/竹内まりや

 

竹内まりやが音楽活動の休止、結婚を経て、1984年4月10日にリリースしたシングル「もう一度/本気でオンリーユー(Let's Get Married)」の収録曲で、シングルはオリコン最高20位、この曲を収録したアルバム「VARIETY」は1位を記録した。全編が英語詞のウェディング・ソングとなっていて、竹内まりやが自身で作詞・作曲し、編曲は夫の山下達郎が手がけている。愛に満ち溢れたレコーディング作品である。

 

 

 

3. LET'S STAY TOGETHER/AL GREEN

 

アル・グリーンが1971年にリリースした全米No.1ヒットで、1994年にはクエンティン・タランティーノ監督による映画「パルプ・フィクション」のサウンドトラックにも使われ、また新たなファンを獲得した。厳密には結婚のことを歌った曲とはまったく限らないのだが、良い時も悪い時も、幸せな時も悲しい時も一緒にいよう、人生をあなたと一緒に過ごしたいと歌われるこの曲は、私にはそのようにも聴こえる。

 

 

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2. WE'VE ONLY JUST BEGUN/THE CARPENTERS

 

結婚はゴールではまったくなくて、むしろそれがはじまりなわけであり、カーペンターズの「私たちははじまったばかり」と直訳することができるタイトルのこの曲は、まさにそのようなことを歌っている。邦題は「愛のプレリュード」であり、Negiccoの「新しい恋のうた」(作詞はconnieである)の歌詞においても、フレーズとして登場する。ポール・ウィリアムズとロジャー・ニコルスのコンビニよる楽曲はただただ美しく、新しい門出を迎えるすべての恋人たちを全力で応援しているようである。1970年にリリースされ、全米シングル・チャートで最高2位を記録した。

 

 

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1. WOULDN'T IT BE NICE/THE BEACH BOYS

 

ポップ・ミュージック史上最も優れたアルバムだと評されることもある、ビーチ・ボーイズによる1966年の作品「ペット・サウンズ」の1曲目に収録された曲で、シングルでもリリースされ、全米シングル・チャートで最高8位を記録している。邦題は「素敵じゃないか」で、未来への圧倒的な肯定感が最高のポップ・ミュージックによって表現された、世界遺産級の大傑作である。1992年ぐらいの六本木ウェイヴでダンス・ミュージックを担当していたいかにも遊びまくっていそうなロン毛の社員の家に(中目黒でモツ煮込みを食べた後で)遊びに行った時、真夜中に「ペット・サウンズ」を聴きながら、「この曲を聴くと本当に結婚がしたくなる」と言っていて、なんて純粋で良い奴なんだろうと思ったことを強烈に覚えている。

 

 

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