昭和60年度の日本でヒットしたポップス(6) | …

i am so disappointed.

今回は1986年2月24日付のオリコン週間シングルランキングで、20位以内に初登場した曲について取り上げていきたい。

 

Broken Sunset/菊池桃子

 

菊池桃子にとって7枚目のシングルで、リリースは1986年2月13日、「卒業-GRADUATION」「BOYのテーマ」「もう逢えないかもしれない」に続き、4作連続の1位を記録した(これはこの後、1987年リリースの「アイドルを探せ」まで続く)。デビュー曲からシングルでは秋元康が作詞した曲が続いていたが、前作では康珍化、この曲では有川正沙子が作詞を手がけている。作曲・編曲は日本の歌謡界にシティ・ポップ的な曲調、サウンドを広めた功労者である林哲司が、デビュー以来ずっと担当している。当時、菊池桃子はまだ高校生であったが、1985年にはすでに「卒業-GRADUATION-」をヒットさせていて、この曲においては「バイパス」「カーラジオ」「サイドシート」といったフレーズが登場する、シティ・ポップ的な世界観を歌っている。

 

 

 

真実/小林明子

 

1985年にリリースしたデビュー・シングル「恋におちて-Fall in love」が社会現象化したテレビドラマ「金曜日の妻たちへⅢ・恋におちて」の主題歌に起用されたことにより、オリコン週間シングルランキングで1位、年間でも3位の大ヒットを記録した小林明子の2枚目のシングルで、セブンイレブンのバレンタインデーキャンペーン曲としても使用されていた。作曲は小林明子、作詞を松本隆、編曲を船山基紀が手がけ、オリコン週間シングルランキングでは最高18位を記録した。一度は離れ離れになった恋人に対する強い想いに気づき、逢いにいくわと歌われる大人のラヴ・ソングである。カレン・カーペンターとも比較されたヴォーカルと、キャッチーな曲調が魅力的である。

 

 

モーニングムーン/チャゲ&飛鳥

 

アーティスト名の表記がまだ日本語だった頃のチャゲ&飛鳥による14枚目のシングルで、オリコン週間シングルランキングでは最高11位を記録した。1979年に「ひとり咲き」でデビュー、1980年には「万里の河」をヒット(オリコン週間シングルランキング最高6位)させるが、その後はアルバムは好セールスを記録するものの、シングルヒットは出ない状態であった。この曲はキャニオンレコード(現在のポニーキャニオン」に移籍して最初のシングルであり、1986年2月5日にリリースされた。デビュー当時のフォーク的な音楽性からは大きな変化が見られ、シンセサイザーなどを多用したコンテンポラリーなサウンドになっている。チャゲがジャケット写真でサングラスをかけたのは、このシングルが最初だという。

 

 

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