個人的な好みで選んだ平成の100曲(3) | …

i am so disappointed.

平成元年以降にリリースされ、聴いたことがある日本のポップ・ミュージックの中から個人的に好きな100曲を選び、ほぼ発売日順に並べていくという企画の第3回目で、今回は1995年の途中からスタートである。

 

風になりたい/THE BOOM

 

1994年11月21日リリースのアルバム「極東サンバ」の収録曲なので、リリースは前回の最後に取り上げたカヒミ・カリィ「ELASTIC GIRL」よりも早いのだが、シングル・カットされたのは1995年3月24位で、オリコン週間シングルランキングでは最高19位を記録した。元々はホコ天こと原宿の歩行者天国で1980年代後半からライブを行っていて、バンドブームの流れで世に出たような印象があるが、その後、スカ、沖縄音楽などを取り上げ、特に1993年にリリースされた「島唄(オリジナル・ヴァージョン)」はオリコン週間ランキングで最高4位の大ヒットとなった。そして、この曲においてはブラジルのサンバを取り上げた、ユニークな日本のポップスを完成させている。

 

 

極東サンバ 極東サンバ
1,900円
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サマージャム’95/スチャダラパー

 

スチャダラパーが1995年4月26日にリリースし、オリコン週間アルバムランキングで4位を記録したアルバム「5th wheel 2 the Coach」の収録曲で、7月19日にはシングルでもリリースされた、日本の夏をテーマにしたヒップホップチューン。「夏本番 海か?山か?プールか?いや まずは本屋」など、共感できるポイントが満載だが、その街の本屋もいまではかなり減ってしまった。まったくの余談だが、ヒップホップ・アーティストのPUNPEEはこの曲の「で帰りにソバ ザルかせいろだ それが正論 んふっ 入んないから」を、食欲があまりなくてお腹にたくさん入らないという意味ではなく、そば屋そのものに入らないことだと思っていて、そのわりには次に「いっつも食ってんだけども これが夏となると又 格別なのよ」とくるので、実際にそば屋には入ったのか入らなかったのかと、ずっと疑問に思っていたのだという。

 

 

 

恋の極楽特急/小島麻由美

 

昭和歌謡やジャズからの影響が感じられるユニークな音楽性で注目された小島麻由美が1995年8月19日にリリースしたデビュー・アルバム「セシルのブルース」の収録曲で、11月17日にはシングル・カットもされた。

 

 

セシルのブルース セシルのブルース
4,099円
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プライマル/オリジナル・ラヴ

 

ピチカート・ファイヴ、フリッパーズ・ギターと共にいわゆる「渋谷系」を代表するアーティストとして見なされていたオリジナル・ラヴが1996年2月5日にリリースしたシングルで、テレビドラマ「オンリー・ユー~愛されて~」として制作された。オリコン週間シングルランキングでは、最高5位のヒットを記録。いわゆる「渋谷系」かどうかなどはもはや問題ではなく、オーセンティックな大人のラヴ・ソングを歌うアーティストというイメージが強かったような気がする。後にアルバム「Desire」にも、別バージョンが収録された。

 

 

変身 変身
2,440円
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BABY BLUE/フィッシュマンズ

 

フィッシュマンズが1996年2月1日にリリースしたアルバム「空中キャンプ」の収録曲で、3月27日にはシングル・カットもされた。リリースはオリジナル・ラヴ「プライマル」よりも先だが、後になってからよく聴いていた記憶があるので、順番としてはここに入れた。フィッシュマンズは1987年に結成され、1991年にデビュー・シングル、アルバムがリリースされているが、ポリドールに移籍したこの頃から特に評価が高まっていった印象がある。レゲエやダブの影響を受けた音楽と、佐藤伸治のヴォーカルが特に大きな魅力であある。

 

 

空中キャンプ 空中キャンプ
2,722円
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100 LOVE-LETTERS/原田知世

 

1980年にアイドル歌手、女優として活躍した原田知世はその後もユニークな活動を続け、1990年代後半にはカーディガンズのプロデュースなどで知られるトーレ・ヨハンソンを迎えたスウェディッシュ・ポップ路線を成功させた。これはその直前、1996年4月19日にリリースされたシングルで、スズキアルトエポのCMソングに使われたが、オリコン週間ランキングへのランクインは逃した。しかし、個人的にはとても好きな曲で、鈴木慶一による恋人との絶妙に微妙な距離感について書かれた歌詞と、原田知世のポップ・シンガーとしての魅力が存分に発揮されているように感じる。この曲を含むアルバム「clover」には、鈴木慶一とトーレ・ヨハンソン、それぞれのプロデュース曲が5曲ずつ収録されている。

 

 

クローバー クローバー
2,832円
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泡になった/BONNIE PINK

 

BONNIE PINKもまた1990年代後半にスウェディッシュ・ポップのトーレ・ヨハンソンのプロデュースで話題になったが、これはその直前、1996年4月19日にオリジナル・ラヴや小沢健二の作品も手がけた井出靖のプロデュースでリリースされたEP「Surprise!」に収録されていた曲である。夏の恋の終わりをテーマにした曲で、BONNIE PINKのヴォーカルはこの時点ですでにひじょうに魅力的だが、いわゆる「渋谷系」とこれ以降にポピュラリティーを得ていく日本のR&Bとを橋渡ししているようにも思える。

 

Surprise! Surprise!
270円
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愛の才能/川本真琴

 

岡村靖幸がプロデュース、バック・ヴォーカルでも参加した、川本真琴のデビュー・シングルで、オリコン週間シングルランキングでは最高17位を記録した。抑圧され、爆発を待っている欲望が充填されたかのような、最高のポップスである。

 

 

川本真琴 川本真琴
1,950円
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アジアの純真/PUFFY

 

1996年5月13日にリリースされたPUFFYのデビュー・シングルで、オリコン週間シングルランキングで最高3位を記録した。作曲・編曲・プロデュースは奥田民生、作詞を井上陽水が手がけている。当時、小室哲哉プロデュース作品が大ヒットしていたのを受けてか、有名アーティストによる新人のプロデュースというのもわりと流行っていたような印象がある。PUFFYについては、ゆるめの感覚が時代の雰囲気にとてもフィットしていたような印象がある。

 

 

amiyumi amiyumi
491円
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情熱/UA

 

1996年6月21日にリリースされたUAのシングルで、オリコンシングルランキングでは最高18位を記録した。この曲は街でよく聴こえていた印象がある。朝本浩文のプロデュースによるクラブ・ミュージック的な楽曲なのだが、これが流行歌として夜のコンビニエンスストアなどにもよく似合っていた。この後、クラブ・ミュージックやR&B的なサウンドが日本のポップスにおいてより大衆化していくのだが、その過程においてひじょうに強く印象に残っている曲である。

 

 

11 11
1,660円
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