1986年1月20日付のオリコン週間シングルランキングでは20位以内に初登場した曲が1曲もなく、今回は1月27日付のシングルランキングの20位以内初登場曲を見ていきたい。
オレたちだけの約束/木村一八
木村一八は漫才師、横山やすしの長男で、名前の由来は「人生一か八」ということのようである。幼い頃から父との共演でテレビに出演することがあったが、中学校卒業後は俳優としての活動を本格化し、1985年にはテレビドラマ「毎度おさわがせします」に主演、レコードデビュー前の中山美穂とも共演した(当時、まだ無名だったC-C-Bがこのドラマのオープニングテーマ曲として「Romanticが止まらない」を大ヒットさせた)。木村一八はそのルックスからアイドル的な人気も高く、1986年1月18日には「オレたちだけの約束」でレコードデビュー、オリコン週間シングルランキングで最高8位のヒットを記録した。
今夜はANGEL/椎名恵
北海道出身のシンガー・ソングライター、椎名恵のデビュー・シングルで、テレビドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌として、オリコン週間シングルランキングで最高7位を記録した。「ヤヌスの鏡」は「スチュワーデス物語」「少女に何が起ったか」などと同じく、大仰なセリフ回しなどが評判だった大映テレビの制作によるドラマで、これがデビュー作となる杉浦幸が主演していた(おニャン子クラブの河合その子も出演していた)。大映テレビ制作のドラマでは大げさな洋楽のカバーが主題歌として使われることが多かったが、この曲も映画「ストリート・オブ・ファイヤー」のサウンドトラックに収録されていたファイヤー・インク「今夜は青春」(作詞・作曲はジム・スタインマン)であった。
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BIG BOY BLUES/浜田省吾
1985年12月8日にリリースされた浜田省吾にとって19枚目のシングルであり、オリコン週間シングルランキングではこの時点での自己最高である14位を記録した。テレビドラマ「華麗なる誤算」の主題歌であり、翌年にリリースされ、浜田省吾にとって初の1位を記録したアルバム「J.BOY」にも別バージョンが収録された。
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さよならのめまい/南野陽子
1985年11月21日にリリースされた南野陽子にとって2枚目のシングルで、オリコン週間シングルランキングで最高15位を記録した。主演していたテレビドラマ「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」の挿入歌でもあった。1986年1月20日には「ザ・トップテン」に話題曲コーナーで初出演している。南野陽子はこの次のシングル「悲しみモニュメント」が最高位6位を記録すると、1990年の「ダブルゲーム」まで15曲連続でトップ10入り(そのうち9曲が1位)を記録し、工藤静香、中山美穂、浅香唯と共に、1980年代後半を代表する人気アイドルとなった。作詞を来生えつこ、作曲を来生たかお、編曲は荻田光雄が手がけている。
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