マイケル・ジャクソンで好きな10曲。 | …

i am so disapointed.

8月29日はマイケル・ジャクソンの誕生日なので、10曲を選んでカウントダウンしていくというやつをやってみたい。当初、ジャクソン5(ジャクソンズ)の曲も合わせてやろうと思ったのだが、あまりうまくいかなかったのでソロ・アーティストとしての楽曲のみを対象とした。

 

10. P.Y.T.(PRETTY YOUNG THING)

 

1982年にリリースされたモンスター・ヒット・アルバムの収録曲で、翌年の秋に6枚目のシングルとしてもリリース、全米シングル・チャート最高10位を記録した。クインシー・ジョーンズとジェームス・イングラムによって書かれ、ラ・トーヤ・ジャクソンとジャネット・ジャクソンがコーラスで参加している。「スリラー」ではB面の最後から2曲目と終盤に収録されていたが、可愛いディスコ・ポップでかなり好きだった。シングル・カットはされたが、ミュージック・ビデオは作られていない。

 

 

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9. SMOOTH CRIMINAL

 

アルバム「BAD」からの7枚目のシングルとして1988年にリリースされ、全米シングル・チャート最高7位を記録した。自室で何者かによる攻撃を受けた女性のことがテーマとして歌われていて、ダークでアグレッシヴな印象があるが、ファンの間では人気が高いようだ。ダンス・グルーヴが根幹にありながらも、ロック的なエッジが感じられる。

 

 

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8. BAD

 

1987年のアルバム「BAD」のタイトル・トラックで、2枚目のシングルとしてカットされ全米シングル・チャート1位を記録した。当初はプリンスとデュエットするという案もあり、話し合いも持たれたのだが、曲を聴いたプリンスが自分が参加しなくてもヒットしそうだからというような理由で断ったらしい。大ヒットした「スリラー」に続き、ビデオにひじょうに力が入れられているが、このアルバムからは収録された全11曲のうち9曲がシングル・カットされ、そのうちの5曲が全米シングル・チャート1位を記録するという大ヒットになった。

 

 

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7. MAN IN THE MIRROR

 

「BAD」からの4枚目のシングルとして1988年にリリースされ、全米シングル・チャート1位を記録した。ファンにもひじょうに人気が高い曲だが、作詞・作曲はサイーダ・ギャレットとグレン・バラードで、マイケル・ジャクソンは携わっていない。サイーダ・ギャレットはアルバムのプロデューサー、クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子で、先行シングル「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」ではマイケル・ジャクソンとデュエットしている。ミュージック・ビデオは、世界で起こっている様々な問題についてのニュース映像を繋げ合わせたものである。

 

 

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6. WANNA BE STARTIN' SOMETHIN'

 

1982年のアルバム「スリラー」の1曲目に収録され、翌年に4枚目のシングルとしてカットされ、全米シングル・チャート最高5位を記録している。歌詞は根も葉もない噂をまき散らす連中について書かれたものだが、もちろん何かを始めたいという意味でもあり、アルバムのオープニングには相応しい。途中にアフリカのチャントのようなものが入っているのも印象的である。

 

 

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5. ROCK WITH YOU

 

1979年のアルバム「オフ・ザ・ウォール」から2枚目のシングルとしてカットされ、全米シングル・チャートで1位を記録した。作詞・作曲はロッド・テンパートンで、カレン・カーペンターのために書いたが却下されたものだという。ディスコ・ブームの後期のヒット曲であり、全米シングル・チャートにおいては1980年代に入ってすぐ(K.C.&サンシャイン・バンド「プリーズ・ドント・ゴー」、前年にも1位になっていたルパート・ホルムズ「エスケイプ」に続き、3曲目)の1位獲得曲である。

 

 

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4. THRILLER

 

大ヒットアルバム「スリラー」のタイトル・トラックで、翌年に7枚目のシングルとしてもリリースされ、全米最高4位を記録した。「ブルース・ブラザーズ」「狼男アメリカン」などで知られる映画監督、ジョン・ランディスによるホラー映画風のビデオが話題になった。「スリラー」の大ヒットは、当時、ヒット・チャートに大きく影響を及ぼしはじめていた音楽専門のケーブルテレビ局、MTVでビデオがよく流れたことによるものでもある。それまで、MTVでは黒人アーティストによるビデオがかかること自体、ほとんど無かったのだという。

 

 

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3. BEAT IT

 

「スリラー」から3枚目のシングルとして1983年にリリースされ、全米シングル・チャートで1位を記録した。ヴァン・ヘイレンのエディ・ヴァン・ヘイレンをゲストで起用するなど、ロック的な曲調であり、それまでのR&Bやダンス・ミュージックファンの身ならず、ロックやポップスのファンをも取り込もうという狙いが見られ、それは見事に成功したといえる。アメリカではMTV、日本にはテレビ朝日系の「ベストヒットUSA」があり、ポップ・ミュージックにとって、映像が無視できない存在となった時代である。これをうまく利用し、成功したのがマイケル・ジャクソンと第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンのバンドやアーティスト、デュラン・デュランやカルチャー・クラブだったのではないかという気がする。この辺りの時期を境に、全米ヒット・チャートの様相が変わってしまったような印象がある。後に「スリラー」「BAD」などのビデオでも繰り返される、大勢で踊るパターンはこのビデオから始まっているのだが、映画「ウエスト・サイド物語」をモチーフにしているのだという。

 

 

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2. DON'T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH

 

1979年のアルバム「オフ・ザ・ウォール」からの最初のシングルで、全米シングル・チャート1位を記録している。始めて自分自身で作詞・作曲した曲ということで、マイケル・ジャクソンにとっても重要な曲のようである。ディスコ・クラシックとして普通にカッコよく、最高の曲である。個人的には、マイケル・ジャクソンのアルバムの中で「オフ・ザ・ウォール」が最も好きである。

 

 

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1. BILLIE JEAN

 

「スリラー」からの2枚目のシングルとしてカットされ、全米シングル・チャートで1位を記録した。このアルバムからの最初のシングルは、ポール・マッカートニーとのデュエット「ガール・イズ・マイン」であった。AOR調の良い曲だが、全米シングル・チャートの最高位は3位で、その時点ではこのアルバムはまだそれほど売れているという感じでもなかった。やはり、この「ビリー・ジーン」から変わりはじめたのである。自分の子供を妊娠したと言われているが、それは事実ではないという歌詞もユニークだが、やはりビデオで踊るマイケル・ジャクソンの映像がひじょうに印象的だったのである。その後、ややデフォルメ化されていった印象もある、マイケル・ジャクソン独特の唱法が、この曲においてはわりと程よい感じである。

 

 

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